eternally4 ページ6
本当に、みんな暖かい。
こんな私を必要としてくれて、すごく嬉しい。
それだけで満たされて
現実から目を逸らしたい感情が溢れる。
ずっとみんなと一緒にいたいよ。
帰り支度をする、みんなの姿を見ながら
目頭があつくなる。
自然と、
肩が矢印みたいに落ちて
なで肩ってみんなにいじられている背中に目がいく。
私は、なで肩だけど、
翔くんの背中が大好き。
彼の背中ばかりずっと、見てきた。
彼をそっと、見れる日々も、来年までなんだ。
そんな現実が、悲しくなる。
ニノ「めちゃくちゃ見るじゃん(笑)」
A 「え？！」
んっと、ニノが顎で翔くんを指す。
A 「見てないよ！笑」
ニノ「はいはい、笑
あなたも素直になりなさいな。」
A 「もう！笑
違うって言ってるでしょ！」
ニノは、私が翔くんに気持ちがあることに
気がついていて、
いつも陰でいじってくる。
でも、私は翔くんに恋しちゃいけない。
憧れで自分の気持ちを制御しなきゃ。
嵐でいられなくなる。
まるで、
好きな人がクラスにいて
その人に会うのが楽しみで
学校に登校してる学生みたいな
そんな毎日だった。
智「ふふ、笑」
A 「もう、智くんまで笑わないで！」
智「翔ちゃんと、お似合いだけどねえ。」
ニノ「ファンみたいに、
翔さんのこと見過ぎて一喜一憂しすぎなのよ。
あなたは。」
翔くんが、自分の名前が出たことに気がついたのか
こっちに振り向く。
A 「しっ！
ニノちゃんも、智くんも声おっきいから！」
ニノ「おーー怖い怖い。ねえ？リーダー。」
智「ふは。笑」
わちゃわちゃしてる、私たちを
お父さんみたいな、あたたかい目で
ニコニコしながら見てる翔くん。
翔「ほんと、仲良しだねえ。笑」
ニノが私と、智くんの間に入って、肩を組んでくる
ニノ「まあね。」
と、ドヤっと笑う。
A 「もう、近いってー、笑」
ニノ「翔さん、羨ましいんじゃないの〜？笑」
翔「はいはい、笑」
ニノは、いつも
私と翔くんの仲をいじってくる。
私の気持ちが、
翔くんにバレないかと、ヒヤヒヤする。
ニノ「まあでもさ、俺らだと真面目な話できないし
さっきの話さ、翔さんと、
Aの来年のこと相談してみたら？
ねえ？リーダー？」
智「うん、翔くんがいい。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 251人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
