eternally44 ページ48
A 「ニノちゃん、ありがとう、
でもね、私がみんなに、本当のこと話してなかったから、みんなを戸惑わせたと思うの。」
智「本当のこと？」
みんなは、Aから翔くんに抱いていた長年の本当の気持ちを、話す、
そう思っていた。
A 「わたし、
村上くんと、正式に付き合うことになった。」
潤「は？」
ニノ「は？」
智「え？」
相葉「どゆこと」
翔「、、、」
A 「あやふやにしてた私が悪かったなって思って。みんなには本当のこと話しておかなきゃダメだと思ったの。
関係が確かに、ふわふわしてたと思う。
昨日正式に付き合うことになった。」
ニノ「、、俺が煽ったからですか、」
泣きそうな声で話すニノ
A 「ちがう。私が、
村上くんのこと、好きなの。」
強い瞳で、真っ直ぐ話すA
智「嘘は、ない？」
A 「ない。」
強く言い放つ。
何も言えなくなるみんな。
A 「迷惑かけることもあるかもしれないけど、
よろしくお願いします。」
翔「、、分かった。Aが決めたなら、何も俺は言わない。」
相葉「翔ちゃん、、」
翔「みんなで、Aを支えるって決めたろ？
これからも、それは変わらないから。」
潤「はあ、分かった。」
ニノ「、、うん、」
相葉「うん」
智「うん。」
A 「いきなり、ごめんね。
じゃあ、メイク行ってきます。またあとで。」
__________________
嵐の楽屋を後にして、自分の楽屋に入る。
楽屋の扉を閉めて、緊張が緩む。
無意識に涙が流れる。
そう、私は、
村上くんと本当に付き合うことになった。
あの記事を、本当のものにしてしまった。
____________遡って、昨日...
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作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
