eternally16 ページ19
A 「うん、嵐でいたい。
変われるチャンスだよね。」
ニノ「、、はぁ、。
無理だけはすんなよ。
俺らも、一緒に事務所行ってもよいですし」
A 「ううん、大丈夫。
強くならなきゃ。」
村上「えらい！」
A 「ふふ、笑」
ニノ「嵐でいられるように、支えますよ」
A 「ありがとう、ニノちゃん」
村上くんの言葉が、
すんなり自分の中で受け入れられた。
私は、どこかで変わりたかったのかもしれない。
過去のことばかりに囚われて
嵐の未来のために頑張っているメンバーと
自分を比べて、ずっと苦しかったんだ。
私を変えてくれた、みんなのために、
頑張らなきゃいけないのに、
全然分かってなかった。
A 「村上くん、ありがとう、」
村上くんに向けて、にこっと笑う
村上「うわ、可愛い」
ニノ「無意識に、そういうのしない。」
A 「え？笑
普通にお礼言っただけじゃん！」
ニノ「俺らの苦労が増えますなあ。」
そのあと、楽しく飲んで、飲んで
村上くんは、嵐のみんなとは違うけど
どこか、優しい空気感は似ていて
初めて飲んだけど居心地が良かった。
とっても、強くて、優しい人。
ニノ「あー酔った。」
A 「もう遅いし、帰ろっか」
村上「ニノは俺と逆方向やもんな。
Aはどのあたり？」
A 「○○、○○○○の近くのマンション」
村上「あ、ほんま？俺の近くやわ。
俺送って行くで。近いし歩いて帰るか。」
ニノ「えーー。変なことすんなよヒナ！」
A 「大丈夫だよ、笑」
村上「何せんわ！笑」
ニノちゃんが先にタクシーを拾って、
またね、と手を振って分かれる。
村上「いこか」
男性と夜道を2人で歩くなんて久しぶりだなあ
なんて思いながら、村上くんについて行く
村上「あーー、酔ったなあ」
A 「ふふ、」
村上「なんかさ、
きっついこと、言って、ごめんな？」
A 「ううん！全然！嬉しかったよ？」
村上「そうか？」
A 「嵐のみんなは、すごく優しくて
私の悪いところとか、あんまり言ってくれないから
新鮮だった。」
村上「あいつら、優しいもんなあ。」
A 「そうだね、ふふ、笑
でも村上くんも、すごい優しいなって思ったよ。」
村上「そうか？
俺は優しくないで？笑」
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作者名：樹 | 作成日時：2021年8月29日 19時
