(8/22更新) 保護対象です【浅沼晋太郎】

はじめまして、いとこちゃん ページ9

晋太郎side


おばちゃんのとこのAを預かるってなってから久しぶりにおばちゃんからAの話を聞いて
俺が会わない間にすごい大きくなったんだなって改めて実感した
俺の中に居るのはまだ小さい頃のAの姿で俺らのあとをよちよちと歩いてる姿だけだ
おばちゃんの娘ってこともあってめちゃくちゃ小さい頃から可愛くって親戚が集まるとみんなでAの取り合いしてた(笑)
大きくなったAはきっとおばちゃんみたいに綺麗になってるんだろうな
おばちゃんと荷物をどうするかとか待ち合わせはどうするかとか話し合った結果、俺の都合もついたから直接迎えに行くことにしたんだ
おばちゃん家は栃木でそこまで遠いってほど遠い訳でもなかったからせっかくならって引き受けた。
おばちゃん家に行けば窓ガラスの向こうから女の子の姿が見えた
あれがAか．．．スマホに夢中みたいだけど(笑)
そのあとおばちゃんに許可を得てから俺はAの元に
俺が来たのにゲームに夢中で全然気が付いてないみたい









『んー．．．この曲飽きてきた。次違うのにしよー』









晋太郎『お嬢さんなにしてるの？』









『え．．．？』









晋太郎『なんだ、アイナナか．．．』









俺の声に驚いて振り向いたAは目を丸くして俺を見てる
そんなに驚かなくってもいいのに(笑)









『待って？え、待って！？お母さん！なんで浅沼さんがいるの！！え、てかやだ部屋着．．．！』









晋太郎『久しぶり、A。おっきくなったね』









『待って待って待って！ちょっと待ってくださいね？頭の回線ショートしちゃうので少し黙っててもらっていいですか！？』









晋太郎『ふふ、可愛い』









『あわわ、ちょっと本当に一旦待ってください。耳が溶けちゃいそう．．．』









お母さん『しんた、そのくらいにしてあげて？』









晋太郎『ごめんごめん、つい』









お母さん『A、しんたよ。その感じだとしんたのこと知ってるみたいね？』









『知ってるも何も大人気声優．．．！なに？これは何かの壮大なドッキリ？？』









お母さん『海外に行く3日前に娘に壮大なドッキリ掛ける母親が何処に居るのよ(笑)』









『だって．．．』

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