(8/22更新) 保護対象です【浅沼晋太郎】

好きなタイプは誰？ ページ20

ブブブっ









『うわぁ！』









晋太郎『あ、出来たみたい。取りに行ってくる』









『私も行く！』









晋太郎『いいよ、座ってて』









『優男だ、ありがとう』









俺はAを席に座り直させてラーメンを取りに行く
湯気が立ち込める器を見てお腹が空いてきた
美味しそう
そういえば俺ってAが好みそうなキャラクターって演じたことないかも
割と癖の強いキャラクターが多めだった気がする
ゲーマーだったりヤクザだったり野球少年だったり
Aはあんまり癖が強くない誰が見ても分かる優しいキャラクターが好きなのかな
江口くん推してるの見てると多分あってるよね
彼も身から優しさが滲み出てるしなぁ
彼になろうとするのはさすがに変だし無理だけど今度はAが好きそうな性格のキャラクターやってみたいな









晋太郎『お待たせ』









『わぁ、美味しそう！』









晋太郎『熱いから気を付けてね』









『はーい』





ーーー



食事を終えてAが東京の友達にお土産買っていくって言うから俺も付き合うことに
そういえば俺も飲み物買っとかないと持たないよな．．．
Aはなに飲むんだろう
コーヒー？いや紅茶かな、それとも無難なお茶？
んー．．．これは本人に聞いた方が早いかも









晋太郎『Aなに飲む？』









『何がありますかお兄さん！』









晋太郎『色々抱え込んでるけど(笑)』









『だって友達に何がいいか聞いたら佐野ラーメンとレモン牛乳のお菓子がいいって言われたんだもん』









晋太郎『貸して、持ってあげるから』









『ありがとう〜』









晋太郎『で、飲み物なにがいい？コーヒーと紅茶とジュースとお水と．．．』









『りんごジュース！』









晋太郎『え、りんごジュース？お茶とかもあるけど』









『りんごジュースがいい！』

コーヒーは体質的に合わないようで→←奢り？いいえ、餌付けです

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