(8/22更新) 保護対象です【浅沼晋太郎】

バレた推しくん ページ13

お母さん『はいはい、もうしんたも知ってるから大丈夫よ』









『言ったの！？浅沼さんに言ったの！？』









晋太郎『江口くんのファンなのかな？』









『あー．．．』


終わった、これは完全に終わった
やらかした、嫌われた
私はなんてことを．．．！









晋太郎『江口くんかっこいいし優しいよね』









『ごめんなさいごめんなさい！浅沼さんの前で違う人推してるってバラしちゃって』









晋太郎『え、大丈夫だよ？』









『いとことして失格だ．．．』









なんて言ってあきらかに落ち込んでるAだけど俺は全然気にしてないし寧ろ江口くんを応援してるなんてセンスあるなって思った。
もちろん俺じゃなかったのはちょっと悲しかったけど俺といとこだって自覚もなければAが声優に興味を持つことだって下手したらなかったかもしれないでしょ？
それを考えたら声優を好きになってくれてしかも俺を知っててくれたってだけでもかなり嬉しい
それに江口くんは俺も一緒に仕事をしてて感心するくらいいい子でAが江口くんを好きになる理由もなんとなく理解出来た
それから荷物を全部車に運び終える
段ボール９箱分しかAの荷物なかったんだけど女の子ってこんなもん？
洋服とかバッグとか靴とか色々あると思ってた









『運ばせちゃってすいません．．．本当に』









晋太郎『全然全然っ！』









『いや、浅沼晋太郎に運ばせたことに罪悪感があるんで』









晋太郎『そんな神みたい存在にしなくても(笑)そうだ、そのぬいぐるみは後ろに入れなくていいの？』









『あ、これは大切なので抱えていきます』









晋太郎『了解。おばちゃん積み終わったよー』









お母さん『ありがとう。そろそろ出る？』









晋太郎『そうだね、帰ってからも色々あるしそろそろ出たほうが良いかも』

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