(8/22更新) 保護対象です【浅沼晋太郎】

夢ならいいのに ページ12

『ん、まだ居る．．．！』









お母さん『居るに決まってるでしょ(笑)』









『部屋に行ったら夢だったパターンがないかなって一瞬本気で考えた』









お母さん『もういい加減現実認めなさい。これからしんたの家で暮らすんだから』









『お母さんいまそれ言わないで！恥ずかしくなるから！』









晋太郎『早く慣れてくれないと俺も困るなぁ』









『あぁ、そうですよね。が、頑張ります．．．！』









それから少しゆっくりしてから俺は荷物を車に運ぶために動き出した
だけど作業早々Aから待ったを掛けられた
え、俺運ばない方がよかったかな









『あ、浅沼さん．．．！』









晋太郎『はい！ってなんで名字？』









『だってなんて呼んだらいいのか．．．』









晋太郎『晋太郎でいいよ？あ、それともしんちゃんにしとく？』









『しんちゃん？５歳児．．．？』









晋太郎『５歳児じゃないけど小さい頃そう呼んでたから、Aが』









『私がそう呼んでたんですか？それより名前．．．無理！』









晋太郎『あ、Aって呼ばないほうがいい？』









『いえ、大丈夫です！私の中で悶えてるだけなので！お気になさらず』









晋太郎『めちゃくちゃ気になっちゃうんだけど．．．(笑)』









『浅沼さんが私の幼少期のあだ名で呼ぶなんて何回聞いても慣れない気がするよ．．．』









晋太郎『で？なにかあった？』









『あ、そうだ！その箱はちょっと．．．』









晋太郎『あ、なにか大事なもの入ってる？』









『大事なものというか．．．オタクの主張が激しくてですね．．．』









晋太郎『あ、全然大丈夫だよ？運んじゃっていい？』









『全然大丈夫じゃないんですけど．．．』









お母さん『どうせバレちゃうんだからいいじゃないの』









『何処がいいの、全然良くないよ．．．！』

バレた推しくん→←江口くん？

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