41 Aside ページ6
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あまりに…
あまりに悲しそうな顔を見たら
何だか数年前同じ顔をしていたあの顔が浮かぶ
……きっと
彼女をこうさせてしまうほどの
何かがあったんだね
でも…そんなこと言わないで…
こんな可愛い女の子じゃん
あんなに素敵な笑顔持ってるじゃん
雅「そんなことないと思うよ」
A「え…あの」
雅「人を愛することに…資格なんて必要ないと思う」
気づけば口から柄にもないようなことを呟く俺
ただ…あんなに素敵に笑う君には
そんな風に考えて欲しくなかっただけだった
愛する資格なんて誰が決めるの？
花が咲くように笑う君の笑顔が
そんなバカみたいな資格で
塞がれるなんて勿体無いよ…
うまく…そう彼女に伝えたいのに
なんて言ったらいいのか全然分からない
彼女は少し怖がっているようにも見えて
雅「あっごめん…でもそんな悲しいこと言わないで」
A「…ごめんなさっ」
こんな時松潤とかならサラッと元気付けられるんだろうな
ほんと、情けない俺
…うまく言うことなんかできなくたっていい
雅「もーーー！そんな顔しないで！笑ってれば本当に楽しいことがあっちから向かってくるんだから！」
俺なりのことば
君は…なにそれって笑うかな？
色んな人にバカだと笑われたこの考えは
確かに本当かなんて分かんないけど
俺は信じてる
絶対に風向きは自分次第だと思うから
もし現実が後ろ向きでも気持ち次第で前に進むんだよって
彼女にもそう伝わってくれたらなって思う
ふと表情を伺うと
少し涙を浮かべた彼女が
A「ふふっ笑 ありがとうございます」
なんてとびっきりの可愛い笑顔をくれたから
少しは伝わったのだと感じた
彼女の淹れたコーヒーを飲み終わる頃
マネージャーから鬼のような連絡
「相葉さん！何回メーしたと思ってるんですか！？あと15分くらいでお迎えにあがりますからね！」
店の時計を見ると
時刻は当初のお迎え予定時間がとっくに過ぎていた
雅「ヤベッ、もう時間だ！あっとゆーまだなぁ…じゃあまた来るね！」
A「っ、は、はい！ありがとうございました」
そう言いながらコーヒー代を彼女に手渡し
大急ぎでタクシーを捕まえ家に向かう
タクシーの中
最後の驚いた表情の彼女を思い出して
今度はゆっくり行こうかななんて
少し楽しみにしている自分がいた
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makaz(プロフ) - ゆずみさん» 私の中の設定の名を…申し訳ないです。お直ししておきましたのでご確認ください…これからもこの作品をよろしくお願いします(^^) (2017年2月21日 21時) (
レス) id: a35c26f32e (このIDを非表示/違反報告)
ゆずみ(プロフ) - この作品好きで読ませてもらってます。更新してるところにいくつかあすかって残ってます。直してもらえるとありがたいです。 (2017年2月15日 6時) (レス) id: d9fadb924a (このIDを非表示/違反報告)
makaz(プロフ) - 紫音さん» 紫音様 コメントありがとうございます(^.^)そんな風に言っただけると嬉しいです♪更新頑張りますね☆これからも是非お付き合い頂けたら嬉しいです♪ (2017年1月30日 5時) (レス) id: a35c26f32e (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - はじめまして！最近読み始めましたが、読んでて暖かい気持ちになりました！次の更新が楽しみです！これからも頑張ってください(*^^*) (2017年1月30日 2時) (レス) id: 6b8b34f982 (このIDを非表示/違反報告)
makaz(プロフ) - おおちゃんＬＯＶＥさん» おおちゃんLOVE様 コメントありがとうございます♪あぁ何とありがたいお言葉…更新頑張りますね☆是非これからもお付き合いくださいませ (2017年1月30日 0時) (レス) id: a35c26f32e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maka | 作成日時：2016年12月22日 11時
