09 Sside ページ10
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もうどうにも出来ない智くんを放って
昨日買ったばかりの小説を開いた時
ガラッ
突然ドアが開いて現れたのは
米「ちょっと智くん！！！」
翔「あっ、米山…」
そうだった…
米山に智くん呼んできてって頼まれたんだ
てかヤバイ、このタイミングはまずい
智「米ちゃんどったのー？」
米「どったの…じゃなくて！智くんの彼女は私でしょ？何で他の女とイチャイチャしてるの？」
智「ん？？」
ん？？じゃないぞ智くん！？
そこは嘘でも平謝りしときなさいよ！
クールビューティと名高い米山が
顔真っ赤にして怒ってんじゃん
翔「ごめ、俺がさぁ智くんに…」
「ちょっと〜智くんに彼女なんて冗談やめてよ笑」
「そうだよ〜私なんてたった今お泊まりの約束したばっかだし」
ぎゃーーーーーーーーーーーー！！
そこの女達黙れ！！！
そこまで言われてしまえば
必死に何とかこの場を取り繕うとする俺の言葉なんかもう米山には届かない…
ってオイ！！！！
智くん呑気に目擦ってる場合じゃないっつうの
米「智くん…どーゆーこと？……私が好きって言ったらキスして抱きしめてくれたじゃん、、、。全部ウソだったの？」
智「…うーん、、俺も米ちゃん可愛いし、好きだよ？」
米「っ、、じゃあなんで！？」
智「でもみんなも可愛いから好き」
シーンと静まる教室
…でたよ…でちゃったよ
ふにゃんって可愛い笑顔で爆弾投下するやつ
何度繰り返したんだこのやり取り
毎回焦ってる俺の身にもなってくれよ…
智「でも…俺あんまガミガミ言われんの好きじゃないんだよね、、、。
だから…これ以上言うならもう会うのやめよっか」
米「っ、、っふ、、、」
未だに目をコシコシ擦りながら
そう言って手をヒラヒラさせる智くん
クールビューティ米山…
他の男なら絶対幸せにしてくれんのに
なんで智くんに惚れちゃうんだよ…
智くんは悪いやつじゃないけど
女として好きになるには最悪の男だ
翔「はぁ…やってらんない」
智くんを止める事も出来ない俺は
ただその場面を見ないように
机に突っ伏すしかなかった
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makaz(プロフ) - にゃさん» 返信遅くなってしまいました…申し訳ありません。掛け持ちなので亀更新ですが、頑張りますのでこれからもお付き合いよろしくお願いします(*^_^*) (2017年3月18日 23時) (
レス) id: a35c26f32e (このIDを非表示/違反報告)
にゃ(プロフ) - チャラ智くん大好物なので楽しみにしてます(〃ω〃) (2017年1月7日 2時) (レス) id: 23dea0ec78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maka | 作成日時：2016年11月22日 16時
