女子高校生の日常 with LOVE? (ページ2)

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私の名前は木村A。普通の女子高生だ。
中高一貫の女子高に通っていて、この春進学したばっかである。

極度の人見知りだが内心は基本陽キャ、な方だと思う。

コミュ障を惜しみなく発揮し、喋れる友達は何人かいるが、わざわざ一緒にご飯を食べるような友達はいない。

しかしもう6月だ。多分私は1年間ぼっちだろうな。

(まぁ別にいいか、部活には素をさらけ出せる友達いるし)

もちろん私はカースト下位だろう。
上位とは、学級委員に選ばれた人や授業中でもうるさい人のことを言うんだと思う。成績関係なく。

私の学校は少し変わっていて、週に1回席替えがある。
クラスに友達がいない身としては少し嬉しい制度だ。

6月下旬。もうすぐ期末で気分的に萎えている週の始め。
いつも通り席替えをした新しい席に座ると、隣から話しかけられた。

美「木村Aちゃん、だよね？」

「う、うん、そうだけど、、？」

美「私、神谷美優！私、このクラスに知り合いいなくて、、でもAちゃんとは友達になれそうだと思ったの！今までずっと話しかけようかと思ってたんだけど人見知り発揮して出来なかったの笑」

「そーなんだ！私も友達いなくてさ、、どんどんグループ出来てるしどうしよ、、って思ってた！ありがと！これからよろしくね！」

美「こちらこそよろしく！」

その後美優とは同じアニメを見ていたりと、共通点があって話が弾んだ。良かった。ぼっち回避！

同じ部活の友達とかには、１人の方がむしろ楽でいいわ～とか言ってたけど、そんなの強がりにすぎなくて。
絶対友達が１人でもいた方が安心だし楽しい。