白金ｰplatinumｰ 2 (ページ11)

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side OS

思わず抱きついた。

翔「えっ、智くん」

「よかった、本当に嵐が嫌なのかと思って、自分の意思でやってたことならよかった……本当に。演技なんかじゃなかった……」

翔「うん……ごめんね」

翔「でもね……もう戻らないよ」

「なんで……ここまで言ったじゃ」

翔「言ったよね？父親がどんな人か。俺は大事な人を守りたいだけなんだよ……」

「俺だって守りたいんだよ！」

思いの外大きい声が出る。

「翔ちゃんが俺らのこと大切にしてくれてるのと同じくらい俺らだって翔ちゃんのことが大切なんだよ。今までいっぱい守ってもらったし助けてもらったんだ、俺らにだって大切な人を守る権利はあるだろ？」

3人が頷いてくれた。

潤「……俺らで暴こうよ」

「「「うん」」」

翔「ありがとう」

ピロン

翔「あ、姉ちゃん」

『今から家行ってもいい？』

俺らの方を見るから、みんな頷く。

『もちろん』

翔「そういえば……」

潤「ん？」

翔「俺さっきマジで相葉くんに電話かけてたの？」

雅「え、逆に誰に掛けたと思ったの？」

翔「てっきり姉ちゃんかと思って」

雅「ふふ……まあ、非通知になってなくて電話番号保存できたけど」

翔「あっ」

翔「全員に渡しといてよ(笑)」