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#40 血 ページ42
side AM
2人のいじめの話を聞いた後だったし、今日担当の松潤とニノだけを置いていくのもあれだったからみんなで泊まることにした。
翔「許可もらってきたよ」
「ありがとうーー」
できるだけ重い空気にならないように……
和「ねねね、双子座のA型今日の運勢最高だって」
そう思っていると、空気をよくしようとしたのか運勢占いを見かけたニノが言った。
翔「まじ！俺も結構いい！」
潤「A型全体的にいいね」
まあ視線わたしに集まりますよね。
「運勢最下位……」
翔「さすがだね(笑)」
和「嵐ほぼA型なのにねー」
「うわっ始まった、俺お母さんと血液型一緒だからいいんだよ」
智「AB型で親と一緒って珍しいね」
潤「お父さんは？」
「ん？O型だったかな」
翔「え、それ、マジ？」
「……そうだったと思うよ、何で？」
翔「O型からAB型は生まれないよ…………」
えっ、
3人同時の驚く顔。
自分が焦ってるのもわかる。
「あー、ほんとにO型だったかなー？聞き間違いかもしれない(笑)」
こんなこと言い聞かせても無駄なことはわかってる。
違う、って言ってほしい。
あーあ、重い空気にしちゃった、俺……。
そう考えると、俺本当に親と似てない。
え、まじで？
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作者名：珠さと | 作成日時：2024年2月13日 18時
