流れる星はいつも (ページ29)

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#28 はじめまして。ページ29

side NK

先生から、記憶がなくなったといわれた。

名前も覚えてなかったから、先生に教えてもらった。

知らないものを無くなったと言われてもよく分かんないけど、何かが抜け落ちている感覚はあった。

大野くんっていう人が部屋にきた。

俺が覚えてないことを知ったらすごく悲しそうな顔をした。

たぶん俺にとってすごく大事な人なんだろうな。

リーダーから他にも3人の友達がいると教えてもらった。

きっと、彼らも大事な人。

「心配してくれてありがとう……忘れてごめんなさい……」

智「あ、ごめんごめんニノは悪くないよ……」

優しい人。
それは彼のことを知らなくてもわかった。

「絶対……絶対思い出すから！」

智「うん、ありがとう。ゆっくりね。」

しばらくして部屋の扉がゆっくりと開いて、3人の人が入ってきた。

きっとリーダーが言ってた3人。