今日:32 hit、昨日:19 hit、合計:3,527 hit
小｜中｜大
#3 2人の間に ページ3
side NK
最近風邪気味で、でも仕事は休めないから治ったとマネージャーに伝えて仕事に来た。
楽屋の前に来ると、何やら話す声。
ドアに手をかけようとして一瞬、手が止まった。
…………………俺？
みんなが話す内容に俺の名前が聞こえる。
何を話しているのか。
聞こうと思ったら話し声は止んでしまって。
すっかり忘れてたけど、そうだ、俺、遅れてるんだった。
「遅れてごめん、おはよ─────っ」
ドアを開けると、目の前に座っていたリーダー。
……………………気まずい。めちゃくちゃ気まずい。
向こうも気まずそうに小さく「おはよ」とだけ言って背を向けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珠さと | 作成日時：2024年2月13日 18時
