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紫 ページ30
俺の息子…らうーるが何か悩んでるのは知ってたし、めめからも聞いてた
本人が言いたくなるまで待とうってことになったけど、なんとなく こーじが関係してるんじゃないかなって思ってたら、やっぱりそうだった
白 あのね、なんでかわからないけど、こーじくんに冷たくしちゃうの。ほんとは冷たくしたいわけじゃないのに… なぜか冷たくしちゃっていつの間にか避けちゃうの。僕って最低だよね…
紫 そっか。たくさん悩んだんだね。らうはさ、こーじのこと嫌いになった？
白 嫌いじゃない！
紫 それなら大丈夫じゃない？ 元に戻るよ。
白 なんで、わかるの？
紫 多分、思春期だからさ、いろいろな感情を経験する時期なんだよ。だから自分でもどうしたらいいかわからなくなることがあるんだと思う。
白 そっか…
紫 無理に話そうと思わなくても、らうが こーじと話したいって思った時に話したらいいんじゃない？
白 でも…こーじくんに嫌われてたらどうしよう…
紫 ふふっ、毎日 らうにくっついていたあの こーじだよ？そんな簡単に らうのこと嫌うわけないって。
らうは少し考えると表情が柔らかくなった
これで らうは大丈夫かな？
久しぶりに二人で話が弾んでいつの間にか夕方になっていた
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作者名：Ｙu-☆ﾟ | 作成日時：2020年10月14日 12時
