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28. 黄 出会い ページ30

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る「先輩、僕、このパーティー抜けていいですか」


ある日の任務のあと、勇気を出して先輩に言った。


る「もう、ここではやっていけません」


「なんでだよ、お前がいないと回復役がいなくなって困るんだけど」


る「僕はここで一回も回復能力を使った覚えはありません!先輩も、他のメンバーも、僕のことを荷物持ちとしてしか利用してなかったじゃないですか!」


大声を出した僕に、先輩は一瞬驚きの表情を浮かべ、そのままため息を吐いた。








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「気づいてたのかよ?お前は俺のことなら信じると思ってたんだけどな。『今後、敵が強くなったらお前の力が必要になる』ってさ」


る「先輩は僕の憧れで……先輩のいうことに間違いはないと思っていました。でもそれが間違いだった。信じた僕が、間違いだった…っ」


泣きそうになるのを堪える。


相手は敵だ、と言い聞かせる。








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「ふーん。ならまぁ、抜ければ?1人で寂しくやってればいいよ」


冷たい瞳、鋭い言葉。


“好き”でも“嫌い”でもない、無関心の瞳が僕を貫いた。


「さよなら、《ヒーラー》サン」


る「え………」








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呆気なかった。あまりにも。


引き止めてくれるかもしれない、また昔の先輩みたいに励ましてくれるかもしれないと、心のどこかで期待していた自分が馬鹿らしくなった。








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る「ひとり、かぁ.......」



無意識に、頬が濡れる。


自分が泣いていることに気づいたのは、聞き慣れない、でもどこか安心するような低い声が自分の名前を呼んだ時だった。









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?「ねぇ、大丈夫?……るぅとくん」









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キャット(プロフ) - くまくまちゃんさん» あらまぁ僕は神じゃないよ髪だよw (2020年7月21日 17時) (レス) id: b14926060a (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - キャットちゃん神かもしれない← (2020年7月20日 18時) (レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)
キャット(プロフ) - くまくまちゃんさん» あら、くまちゃんだー笑 わかりました、頑張ります! (2020年7月19日 13時) (レス) id: b14926060a (このIDを非表示/違反報告)
キャット(プロフ) - ユウラリさん» コメントありがとうございます!わかりましたー!! (2020年7月19日 13時) (レス) id: b14926060a (このIDを非表示/違反報告)
くまくまちゃん(プロフ) - あのっ!面白いですっ!大好きですっ!!!A希望ですっ! (2020年7月19日 10時) (レス) id: 8a3f9ddf1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ねころん。 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年1月11日 14時

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