圧倒的顔だけ少女 3

イケメン社長と誤解 ページ38

侑「ハァ！？聞いてないで！？お前臣くんと付き合ってたんか！？ていうか臣くんからも聞いてないで！？」




グワっとみんなして臣くんの方を向くと、当の臣くんはこの世の終わりみたいな顔をしている




いや流石にそんな顔しなくても






佐「は？？？？やめてくれる？？？俺がこんな自信に満ち溢れてこの世の全てが自分の思い通りになると思っているやつと付き合うわけないでしょ？？」




主「おいそこまで言う必要ないだろ」






臣くんをかるく殴るが仕返しに頭を叩かれる








木「えー？でもだって夜中にオミオミに電話したら出てたじゃん！」






主「んん？………あー！臣くんが潰れてた時に電話して来た人か！」






そういえば名前表示が木兎光太郎だったような







星「佐久早が潰れることなんてあるのか？」





主「あったあった。違うよあん時古森もいたし」










試合前の臣くんにこれ以上のストレスは危険と判断して、
必死に木兎光太郎に弁明する







初めはまったく通じなかったが、何回も話しているうちに
「うーん？じゃあ俺の勘違いか？」と理解してくれた







侑「にしても臣くんが潰れるなんて珍しいこともあるもんやなあ」




佐「こいつと古森の飲む量がおかしいんだよ。つられて飲むと基準が分からなくなる」





ーー





牛「木兎の勘違いか」




主「ん？そうだよ」





そう言うと少し残念そうな表情をする従兄ちゃん


いやなんで






牛「お前に家族が出来たら、それは幸せなことだと思ったんだがな」







佐「若利くん…」

主「いや揺れるな臣くん」

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