イケメンとセッター ページ6
主「銀ちゃーん古典の教科書貸して」
銀「一昨日貸したばっかやろ」
そう言いながらも古典の教科書を持ってきてくれる銀ちゃんは本当にいいやつだと思う
主「ありがとー。昼休みまでには返すよ」
そう言って2組の教室を出て行こうとドアの方に向かうと
主「…あ」
1番前の机でさっきまで爆睡していたはずの金髪と目が合った
侑「お前ぇええ！！俺の恋心を返せえ！！！」
主「うわああ！！」
ガタッと立ち上がったかと思えば勢いよくこちらに突進してくる
流石に180cm越えの巨人が向かってくるのは
いくら私でもちょっと怖い
慌てて銀ちゃんの後ろに隠れる
侑「角名から聞いたぞ！！お前俺が狙っとった子食いやがったらしいな！！」
主「食ったなんて人聞きの悪いこと言うなよ！！
ちょっと一緒に出かけただけだし！」
侑「ちょっと一緒に出かけただけで「私はもうA先輩しか愛せないんです…」なんて言うわけないやろ！！」
銀「お前ら俺を挟んでそういう話すんなや…」
実のところ、タピオカを奢ってもらったので
頬にキスをしたのだがそのことは黙っておこう
この顔ならレンタル彼氏サービスで一生暮らしていけそう
女だけど。
主「まあそんなに怒るなよ侑くん。今度侑のタイプっぽい子紹介するからさ」
侑「……絶対やからな」
いえっさーと敬礼をして足早に教室を出ようとする
まだ宿題が終わってないのだ。めんどくさい奴は適当に対処するに限る。
最後に何か言ってやろうと思い、教室を出る直前にクルッと銀ちゃんと侑の方を向いた
主「侑くん赤点補修お疲れさまでーす」
侑「お前馬鹿にしてんのかこのクソナルシスト！！」
ぎゃあぎゃあと騒ぎ出す侑を置いて自分の教室へかけて行った
銀「その子そんなに好きやったん？」
侑「いや別に。あいつに取られたんがムカついただけや」
ーーーーーーー
主「角名くん宿題見せてよ」
角名の机に顎をのせて渾身のスマイルを繰り出す
普段ならこれでイチコロなのだが…
角「じゃあ今日の昼飯奢りね」
主「えっ」
一瞬だけこちらに視線をよこしたと思えばすぐに
スマホに戻し古典のノートを差し出してきた
角名には全くきかない。
1回くらい顔で流されてくれてもいいんじゃないか？
昼飯を奢るくらいなんてことないが、
角名は遠慮というものを知らないのであんまり奢りたくない
ただ古典の教師はとても厳しい
背に腹はかえられず、しぶしぶ古典のノートを受け取った
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つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
