イケメンと猛暑 ページ34
主「観念しろ宮侑！お前は既に包囲されている」
武器を侑に向ける
私と銀ちゃんと治に囲まれた侑は「クソッ」と悔しそうな顔をしながら手をあげた
角名は楽しそうにスマホで侑を撮っている
4人で歩いているときに突然襲いかかってこられて負けるかと思ったが、特攻してきただけでその後の策はなく侑はあっという間に攻撃する手段を失った
かなり無様だったが本人は未だに惜しくも特攻に失敗した特攻戦士みたいな顔をしている
侑「その顔覚えたで…次会うたときは覚悟しいや…！」
治「負け犬の遠吠えか」
主「ふはははは」
ビチャっと水鉄砲から水が発射され、侑の顔に直撃した
顔はあかんやろ！と騒ぐ侑のゼッケンに私たちのチーム名が書かれた紙を貼る。
4人1グループのはずなのにどうしてこいつは単独行動をしているのだろうか
銀「……なんで俺ら水鉄砲大会なんてしてるんやろ」
主「考えるんじゃない」
ーーーーーー遡ること数十分前
尾「あっっついわ！！！沖縄か！！」
主「アランさんうるさい…余計暑くなる…」
東京はなんと最高気温39℃
完全な真夏日である
体育館はまるでサウナみたいで、外に避難すれば外は外で炎天下
逃げ場がない
侑「こんなかで練習は流石にまずいやろ」
もう既に何人かが保健室に運び込まれた
今はまだ保健室で十分だが、このままここで練習すればいずれ救急車を呼ぶ事態になってもおかしくはない
今日の練習は終わりかな、と近くでなにやら話し込んでいるコーチと監督たちを見る
難しい顔をしていたが、少しすると何かが決まったようで井闥山のコーチがこちらに向かってきた
「お前ら今日の練習はとりあえずお終いだ。これ以上体育館で練習すれば命の危険があるからな」
流石にこの気温では不満を漏らす人もいない
数少ない日陰に散らばりながらコーチの話を聞いている
「だがまだ午前中。このまま宿泊棟で何もせずに1日を終えるってのはあんまりだろ」
主「(おい嘘だろこのまま終わりでいいじゃん…)」
そこでだ、と後ろに隠していた水鉄砲をこっちに向けて発射する
角「つめたっ！」
1番近くにいた角名に命中した
顔にもかかったらしくTシャツの裾で拭っている
「グループ対抗水鉄砲大会を開催することにした！！」
………なんて？
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つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
