イケメンと食堂 ページ31
牛「そのままの意味だ」
天「でもひとりっ子デショ！？妹いたの！？」
先程まで余裕たっぷり妖怪親分みたいな感じだったのにわたわたと慌てて私と従兄ちゃんを交互に見ている
随分混乱しているようでなかなか面白い
天童サンの大声つられてわらわら人が集まってきた
紫ビブスの黒髪オカッパに「牛島さんの妹…！？」と詰め寄られたり「お前どういうことや！！」と侑に肩を揺さぶられたりして吐きそうになった
遠くからキテレツ配色ジャージの視線も感じる
牛「妹ではない。従兄弟だ」
角「もしかしていつもAが言ってたすごい従兄弟って…」
主「従兄ちゃんのことだよ」
治「次期日本代表が従兄弟って…どこまでハイスペックやねん」
主「はははもっと言って」
従兄ちゃんのことを褒められるのは悪くない
むしろもっと褒めるべきだ
だって従兄ちゃんはすごいんだから
休憩が終わりまた練習に戻った
休憩前とやることは何一つ変わらないのだが、タオルやスクイズボトルを渡すごとに
知らない人でも突然「ウシワカの従兄弟…」と凝視される
なんて返せば正解なのか分からず「そうですよ従兄ちゃんすごいでしょ」としか言えなかった
主「顔を見られることは多いけどなんか今日の視線はいつもと違くて疲れた…」
角「滅茶苦茶見られてたからねA」
食堂の机に頭を打ち付ける
イケメンとか言われながら視線を集めるのには何の抵抗もないが"ウシワカの従兄弟"として視線を集めるのはかなり疲れる
私を見るなら従兄ちゃんを見ろよ
侑「そういやお前なんでバレーのルール知っとんたん？」
主「親戚で集まるたびに従兄ちゃんが教えてくれたんだ」
教えてくれたと言ってもレシーブやスパイクのやり方だけだけど。
基本的なルールは従兄ちゃんの部屋にあったバレーの参考書で覚えた
何もすることなくて暇だったし
主「ていうか治どんだけ食べんの…？」
侑の隣には今ちょうど白米3杯目を食べ終わった治が座っている
いつものお弁当もおかしな量だがまさか合宿でもこうとは。
練習で疲れて普通はそんなに食欲湧かないんじゃないだろうか
侑「バレーやめたらデブ一直線やな」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 672人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
