イケメンと従兄ちゃん ページ30
吉「休憩でーす！！」
死にそうなほど暑い
炎天下のなかの部活は大変だなと思っていたが
体育館もなかなかだ
蒸し焼きになりそう
タオルやスクイズボトルと呼ばれるペットボトルの進化系のようなものを運んでいるだけで汗が滝のように流れてくる
銀「A！俺のタオルどこやったっけ？」
主「ほれこれだ。…あ、治それ侑が飲んだやつ」
どれだけ暑くて倒れそうでも手際良くタオルを渡しどれが誰のものか完璧に把握する私はやはりハイスペックイケメン
水道でスクイズボトルに粉を入れているだけで
一般の女子生徒が声をかけてくるのだ
もはや罪だな
流石に10人を超えたあたりで先生が止めに入ったけど
「イナリのマネちゃんはモッテモテだネー！！」
主「うぉっ」
突然目の前に現れた赤髪の変態(?)
全く気配を感じなくて気付かなかった
妖怪か何かだろうか
「俺天童 覚！マネちゃんは歪めたくなるほど整った顔してるネー！！」
主「ははっありがとうございます。嫉妬ですか？」
残念ながら妖怪ではなかったみたいだ
主「(紫のビブス…白鳥沢か)」
なにコイツムカつく！！と叫ぶ天童サンの後ろから続々と同じ紫のビブスを着た人たちが歩いてくる
多分井闥山との試合が終わったのだろう
ちなみに今回の合宿は2チームが試合している間1チームが筋トレや体力増加トレーニングなどをするローテーション型練習らしい
合宿開始前に「試合だけやりたいわ」と駄々をこねていた侑を見て、確かにもう1校くらい入れればいいのになと思った
角名に聞いてみたら「俺ら一応強豪校ってやつだし」と返ってきた
なるほどまあ確かに強豪校なんてそこらへんに転がってるわけないかと納得したのだ
天童サンを無視して後ろの紫ビブス連中の中からある人を探す
思ったよりすぐに見つけられた
だってやっぱり周りとオーラが違うから
優しくて強そうで自慢の従兄弟
主「従兄ちゃーん！！久しぶりー！！」
近くまで駆け寄ると昔のようにやさしく頭を撫でてくれた
「ああ、久しぶりだな。…しかし何故お前がここにいるんだ？」
主「従兄ちゃんに会いたくて！」
「そうか」
天「エッ！にいちゃん！？どういうこと若利くん！？！？」
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つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
