圧倒的顔だけ少女

イケメンと心変わり ページ22

侑「ほんまに頼む！マネージャーやってや」


主「だから嫌だって」




かなりしつこい

このやりとりも何回目だろう



主「大体いつもはどうしてんのさ」



治「いつもは1年が交代でやってくれるんよ。でも合宿行くんはスタメンだけやから」




主「じゃあ後輩も連れてきなよ」



銀「あいつはにはあいつらの練習があるんよ。それにマネージャー仕事やらせるためにわざわざ東京まで連れて行けんし」


私にも私のバイトがあるのだが…？
　





ハーゲンダッツでもつれないなんて…と角名が驚いているが



ハーゲンダッツだけで東京の合宿にマネージャーしに行こうとは思わないだろう普通









主「そういえばどこと合宿すんの？」





銀「井闥山と白鳥沢や」






主「白鳥沢！？」

侑「うおっ！？急に立ち上がんなや！」

　


主「白鳥沢って宮城の高校だよね？」

銀「そうやで」







主「(合宿なら親戚には会わないで会えるな)」





スマホを置いてハーゲンダッツを手に取る

ちょっと溶けかかっているのかカップが柔らかい






主「気が変わった。やっぱやってあげるよマネージャー」



侑「ほんまに！！？？」





長らく会えていない従兄弟の姿を思い浮かべて

会ったら何を話そうと柄にもなくわくわくした

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