イケメンと勉強会�� ページ20
銀「A、ここはなんでAなん？」
主「あーこれはね、ここに山田くんの心情書いてあるでしょ。だからAなの」
銀「なるほどな！Aの説明ほんま分かりやすいな」
一生懸命テスト範囲の論文を読み込む銀ちゃんを穏やかな心で眺める。
私の味方は銀ちゃんだけだ
銀ちゃんの勉強だけみていたい
治「うっさいねんクソツム！！少しは黙ること覚えたらどうや！！」
侑「うっさいのはお前やろクソサム！！！表出ろや！！」
隣の机に向かっていた治が突然椅子から立ち上がった
治の向かいの席に座っていた侑も、立ち上がった治に反応して立ち上がり、治の襟元を掴んでいる。
取っ組み合い1歩手前といったところだろうか
侑の隣に座っていた角名が嬉々として双子にスマホをむける
楽しそうにするな
主「おいやめろ帰るの遅くなるだろ」
いつもだったら角名みたいに双子の乱闘を楽しく眺めているが、あいにく今日はそうはいかない。
みたい番組があるから早く帰りたいのだ。
というか角名はなんでいるんだ
赤点とってるのみたことないし、角名の机をみるとそもそも教科書すらだされてない。
......もうコイツが勉強教えればよくない？
見返り分は充分教えただろう。
銀ちゃんには悪いが、いつまでもここにいると私の鼓膜と胃袋が死ぬ。
そうと決まれば早い。財布とスマホだけ持って席を立つ。
鞄は明日誰かが届けてくれるだろう。
角「どっか行くの？」
主「飲み物買いに」
角「フーン？じゃあお茶お願い」
主「おっけー」
買ってきてやるよ！！明日の朝にな！！
ニヤついていたような気がしなくもないが、今は気にしないことにしよう。
さらばストレス...！と教室の扉に手をかけ、1歩踏み出す。....と
北「お。Aやないか」
主「ｳｷﾞｬｯ!!き、北さん」
北「(ｳｷﾞｬ....？)」
私が思わず声をあげたからか、4人も北さんの存在に気付いたようで、さっきまでの騒がしさが嘘みたいに静まり返っている。
北「侑たちもおんのか。放課後に何してん？」
主「勉強みてたんです..」
もう帰るのだが、そんなことは言い出せない。
北「そうか、ありがとな。アイツらのこと頼んだわ」
主「ｱ.....ﾊｲ」
お前ら迷惑かけんなよ、と侑たちに言い残した北さんは廊下の奥へと消えていった
タイミングが悪すぎる
北さんの頼みを無視してこのまま帰るわけにもいかず、しかたなく扉を閉めて席へ座り直す
角「帰んないの？」
主「やっぱ気付いてたのかよ」
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つばき - ツボってもうたwwwwwww無理なんだけどwww気抜かなくても笑わせに来るのやめてくれwwwwww (2021年2月11日 19時) (
レス) id: f1e42d3762 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - 澪さん» ありがとうございます〜！！がんばります！ (2020年5月31日 18時) (レス) id: a1e0c2eddf (このIDを非表示/違反報告)
澪 - 面白かったです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月31日 15時) (レス) id: 51bb303542 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2020年5月28日 6時
