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春。






桜の散り始めた頃。








私は父親の母校であり、これから私が貴重な青春を過ごす「超高校」の門をくぐった。









入学式の今日は、ちょっと大きめの制服を身につけた新入生たちが校舎玄関前に張り出されたクラス替えの紙を黙々と眺める。







不安すぎる…









この高校は、私の家の最寄り駅から電車で15分、駅から徒歩で10分の私にとっては割と遠めの進学校。





友達なんて、みんな地元の高校に行くらしいから0に等しかった。





トントン




7「A、おはよう」






「あ!タカシ〜( 笑 )、おはよ」






この子を除いてね。









タカシは、私の唯一の幼馴染であり、1番頼れる男の子だ。









幼稚園年少さんから中3まで、奇跡的に一緒のクラス。









それに、今まで出会った男の子の中で1番のイケメン( 笑 )









この12年間、タカシが何十人もの女子に告白されてるのを見てきた。









7「A何組やった?」









「ん〜、2組!タカシは?」





タカシは、自分の名前を必死に探し出す。





7「えええっ!」







「タカシ、?」







7「…………無いわ、」









えっ?









7「名前が…2組にない…」







嘘ぉ、、






「タカシ、1組に松尾太陽いるよ( 笑 )」







7「嘘やん…」








かなり落ち込んでるみたい( 笑 )





同じくらい私もさみしいんだけど。









「まあ、教室行こっ」









7「んん〜…」









そんなに落ち込まないでよ〜…









「タカシ、今日一緒に帰ろうよ」









7「もちろん!2組迎えに行くわ!」









そう言ってパアってキラースマイルぶちかますから、、






モテる理由が良くわかります。









それぞれの教室に入って、席についた瞬間、、タカシのいない初めての教室に不安が募った。





さっきまで人を励ましてたのに、









タカシのとこ遊びに行ってみよ〜









そう思って1組のうしろのドアからちょっと頭を出す。









ん〜と、タカシは〜………って、え?









奥の前の方の席で、5人ぐらいの女子に囲まれてる男子がいた。









ま、さか…ねえ、、?









「イケメンはこれだからな〜…」





そう無意識に( 笑 )呟いて、2組に帰ろうとクルッと向きを変えて走ろうとした、ら…








ドンッ







思いっきり、ぶつかった

2→



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設定タグ:超特急 , カイ , タカシ   
作品ジャンル:タレント
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ノア(プロフ) - meiさん» ありがとうございます!亀更新ですが、楽しみにしててくださいな^^ (2018年7月7日 18時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
mei - いつもキュンキュンしながら読んでいます。これからも頑張ってください! (2018年5月27日 17時) (レス) id: 82fa943891 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - はい!頑張って下さい! (2018年4月9日 21時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 8koさん» 嬉しいです(;_;)初心者ですが、これからもよろしくお願いします! (2018年4月7日 21時) (レス) id: 599db03769 (このIDを非表示/違反報告)
8ko - 私アロマのコンビ大好きなので、この作品を楽しく読めました!これからも更新頑張って下さい! (2018年4月7日 20時) (レス) id: 0239e72474 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ノア | 作成日時:2018年4月6日 22時

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