▽ ページ22
.
Akechi.Side
「おはよ」
若林・東条「「おはよ」」
東条「おせーよ!」
「間に合ったんだからいいだろぉ?」
3年3組の教室に着けば、みんないて、窓際の後ろから2番目の席。
俺の席に若林と東条がいた。
「卒業かぁ」
東条「のぶおがいなくなって1年半だ」
「なにしてんだろうな」
やりたいことやってるかな。
東条「つか‥‥」
「ん?」
東条「蘭黒髪にすると、めちゃくちゃ美人だな」
「!」
若林「うん。すっごい綺麗」
俺達の視線の先には、クラスの奴に囲まれる蘭。
川崎「えぇ!!なに?!どうしたの!?」
『だからぁ!卒業式だから黒くしろって言われたの!
つか!そこ!!写真撮るな!!』
駒井「待って‥‥まじかわいい」
堀江「ねぇ!こっち向いて蘭!!」
光岡「すっごい似合ってるよ!」
カシャカシャと音が鳴り、蘭の「やめて!」って声がよく響く。
東条「まじかわいー‥‥タイプ」
「っは!?
おまっ!!お前には川崎がいるだろっ!?」
東条「声がデカいって!!」
若林「俺も一緒に写真撮ってもらおうかな」
「それは絶対にダメだから」
『助けて!』
いつの間にか俺達の輪にいて、俺の後ろに隠れる蘭。
川崎「明智も一緒に写真撮ってあげようか?」
「あ、マジ?じゃあ撮ってもらおうかな」
『は!?』
.
3324人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ねむ | 作成日時:2019年9月17日 20時