【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。１１ (ページ23)

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突然、コンコンッとノックが聞こえたと思ったら、、いきなり扉が開いた。

「A～」

『‥‥なんだ、岸くんか』

部屋に入って来たのは岸くんだった。

なんだろう、珍しい。

っていうか、海人達どこ行ったの。

『海人達は？』

岸「スタッフさんと話してるよ」

『ふーん』

岸「あ、なぁなぁA知ってる？」

『んー‥‥？』

私、すっごい眠いんだけど。

寝かしてよ。

岸「この部屋、出るんだって」

『‥‥なにが？』

岸「幽霊だよ！幽霊！！」

『あ～‥‥

なんかそんなようなことさっきスタッフさんから聞いたような‥‥』

岸「怖くねぇのかよ‥‥！」

『今のところは』

岸「マジかよ‥‥！」

おばけのポーズをしながら「幽霊だぞ？幽霊」と変な圧をかけてくる岸くん。

そしたら急に、部屋に置かれてた目覚まし時計がジリリリ！！と鳴りだした。

岸「うわっ！」

『‥‥うるさ』

岸「なんで目覚まし時計鳴るの‥‥？！

A設定した！？」

『していないから』

「ちょっと俺、誰か呼んでくるわ！」と部屋を出て行った岸くん。

は‥‥？

この状況で一人にするの？

『‥‥っ』

‥‥私、本当はこういうの無理なんだってば‥‥っ。

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