・ ページ26
.
右手をラウールに掴まれ、左手をじーこに掴まれて
翔太くんがいるという楽屋に連れていかれる私。
私の有無は聞かずにどんどん進んで行く二人。
向井「 さっ、着いたでー 」
ラウ「 なんか僕は緊張してきた 」
『 なんでよ 』
容赦なくガチャとドアを開けるじーこと
ガッツリ私の腕に抱き着くラウールをなだめながら
楽屋の中を覗くとめめと目が合う。
さっくんに抱き着かれて嫌そうな顔をしていたのに、
私と目が合うとふにゃと笑うめめは罪な男だと改めて思う。
佐久間「 Aじゃん！ 」
深澤「 えー！？、なに！？どうしたの！？
俺に会いに来た？！
ふっかさんめちゃくちゃ嬉しいんだけど 」
『 ごめん、ふっかさんじゃない 』
深澤「 そんなストレートに言わなくてもいいだろ。
わぁーってるよ、しょーただろ？
さっきトイレって言って出てったよ 」
ラウ「 え、なにそれぇ。すれ違ってるじゃん 」
「また喧嘩したの？」と笑う阿部ちゃんと
「ごめんね翔太が」と謝ってくる舘さん。
この二人は本当に私にとって癒しでしかない。
佐久間「 あー、だから今日機嫌悪かったの？ 」
目黒「 え、翔太くんと喧嘩する仲なの？ 」
宮舘「 仲良いからね、翔太とAは 」
目黒「 じゃあ俺とも喧嘩しよA 」
阿部「 喧嘩するほど仲が良いとは言うけど、
喧嘩しよって言って仲良くなろうとする人初めて見たよ 」
「待ってれば？」とふっかさんが言ってくれるけど、
あいにく、この後の仕事でずっとはいられない。
そう言うと「さすが売れっ子」と
頭を雑に撫でてくるふっかさん。
向井「 あ、待ってゆずたん 」
『 え？ 』
ラウ「 帰って来たよ 」
じーことラウールの視線の先へ顔を向けると、
不機嫌オーラ全開の翔太くんがスマホ片手に
こっちに向かって歩いて来ていた。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4610人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねむ
| 作成日時：2020年4月28日 15時
