【King&Prince】キンプリの最終兵器、純白ちゃん。１４ (ページ10)

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鏡を見ながらヘアセットしている永瀬。

もうすぐで完成って時だった。

『れ～ん』

廉「はっ、おいっ！！」

『れんちゃ～ん』

突然現れた柚木が、永瀬の髪に触れる。

廉「おい、やめろって！！」

『私がセットしてあげるさぁ』

廉「マジでいい！Aセンスないやん！」

『うわ、言ったな？』

鏡越しに永瀬を見て、ニヤッとする柚木。

永瀬、嫌な予感。

『そんなこと言う子には、こうします』

廉「っ！！おいマジでさっ！！」

永瀬の頭に置いていた手を勢いよく動かす柚木。

その所為で永瀬の髪はぐしゃぐしゃ。

廉「最悪やわ！！

こっち来いAっ！！！」

『遠慮します』

廉「ゆず！！！！」

走って楽屋を出て行く柚木を追いかける永瀬。

廊下には二人の声が響き渡る。

廉「お前こっち来い！」

『マジ無理、マジ無理』

廉「意外と足早いな！」

『元バスケ部舐めるな～』

余裕そうに笑う柚木。

すると柚木の目の前に、突然高橋と岸が現れた。

慌てて二人を避けて止まる柚木。

海「えっなに！？」

岸「なにしてんだよっ！ビビったわ！」

『いやマジでごめん

大丈夫？ぶつかってない？』

海「うん、大丈夫だよ」

そんな二人に気を取られていた柚木。

廉「はい、捕まえたー」

『あ、やべ』

海「え、え？なにしてんの廉(笑)」

廉「こいつ、俺の髪ぐしゃぐしゃしやがった

絶対許さへん」

柚木を後ろからガッチリとホールドする永瀬。

岸「廉の髪は触っちゃダメじゃん！」

『だって、私がセットしてあげるって言ったら、

“センスないやん！”ってバカにするから』

海「あははっ！(笑)

ちょっと今の似てた(笑)」

廉「よくこの状況で俺のこと

バカにできるよな(笑)」

「な？ゆずちゃんよぉ」と柚木の頬を摘まむ永瀬。

『いひゃい！いひゃい！』

廉「なに言ってるかわからへんわ

とりあえず、謝って？

俺の髪ぐしゃぐしゃにしたこと」

『ごめんっ！ごめんって！』

しばらく柚木は永瀬に離してもらえなかった。

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【リクエスト】

りるさん、ありがとうございました。

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