▽ ページ12
.
牛久保「じゃあなんの職業体験だよ！！」
工場長「ねぇ聞いて聞いて。まだ途中。」
牛久保を指差し、大人とは思えない態度の工場長。
工場長「お前らに仕事させてミスが起きたら、お前らが謝りに行くわけじゃないでしょ？
今俺に謝った先生達みたいに誰かが責任取らなきゃいけないわけ。
それは！！俺なの。
だから！リスクをとらないためにお前らに“見てろ”って言ったわけ。
わかる？
偉そうなこと言いたいなら自分で謝れるようになってから言ってぇ？」
また牛久保を指差す。
工場長「ほら。見て先生達の顔。
お前らの変わりにこうやって謝って。怒鳴られて可哀そうじゃない？」
誰も喋らない。
そんな中、原田が口を開いた。
原田「ちょっといいかしら」
工場長「あ？」
原田「あんたも若い時間違ってたよね？で、間違った時、
上司の人に頭下げてもらったんじゃないの？」
工場長「なんだよその話」
原田「そんなことしてもらった奴が自分が上司になった今、人のために謝れないってどういう事よ！！」
工場長「なんでお前にそんな事言われなきゃいけないんだよ！」
原田「それが上の責任だろぉ？！
職業体験受け入れた時点で、わかりきってたことだろうがぁあ！！」
怒鳴る原田。
だが、工場長は
工場長「じゃあ！！お前、謝れよ」
『は…？』
原田「はぁあ？」
工場長「お前謝れよ。コイツらの担任だろ？」
なんて理不尽な。
誰もがそう思った。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2740人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月12日 14時
