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Nishizono.Side
若林くん達に追いつくと、若林くんをみんなで囲んで気まずそうにしていた。
はぁ‥‥。めんどくさいなぁ。
原田「若林」
若林「‥‥」
原田「その余ったチケット使って、西園と入って来なさいよ」
『‥‥え』
若林「え！？」
原田「そのために呼んだんだから」
マジか‥‥。
私今嫌われてると思うんだけどなぁ〜。
若林「西園さん‥‥。」
『な、なに』
若林「ごめん‥‥僕‥‥ひどいこと‥‥。」
『‥‥次からは人を疑う事したら？』
若林「‥‥〜っ、うん‥‥！」
「はい！」と満面の笑みでチケット渡して来る若林くん。
『あ、ありがとう‥‥』
若林「行こ！」
―――――――――――
―――――
――
って、あんな笑顔だったのに‥‥。
若林「うぅぅ‥‥(泣)」
『情緒不安定かよ‥‥。』
結局泣いてるし、女装先生達も結局一緒に来てるし‥‥。
なんか「慰めろよ」みたいな顔されるし。
東条「蘭も大変だな」
『他人事かよ‥‥』
女装先生のカツラがまた取れて、みんなで笑ってる姿を私は見てるだけ。
川崎「蘭！あっち見に行こ！」
堀江「行こ行こ！」
小松「水族館とか久々〜！」
太田「たしかに！」
私の腕を掴むももと、腕に絡みつく結衣に引っ張られ水族館をまわる。
確かに水族館とか、いつぶりだろう。
小学生の時に行ったきり来てないな‥‥。
だけど、この時、私は思いもしなかった。
明智の‥‥‥‥秀一のお父さんが現れることを。
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月12日 14時
