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ヤバイ教師が学校に来た一日が終わる。
部活や遊びに行く者が教室を出て行く。
堀江「バイバイ蘭〜！」
太田「明日は遅刻しないでよ〜？」
小松「サボらないでねぇ〜！」
『うるさいな‥‥早く部活行きなよ』
大きく手を振る堀江達に西園は呆れた顔で手を振る。
そして教室の前で西園は堀江達と別れる。
欠伸をしながら玄関に向かう西園。
廊下ですれ違う人に時々二度見されながらも、本人は気にせず歩く。
自分の下駄箱からローファーを取り出し履いていた中履きを入れる。
靴に足を入れ、歩き出そうとした時だった。
東条「にーしーぞーのーっ！」
明るい声が玄関に響く。
西園が振り向くとそこには同じクラスの東条や牛久保や駒井など、そして明智がいた。
『‥‥なに』
東条「俺らさ、あいつを誰が一番最初に辞めさせられるかっていうゲームしようと思ってさ！」
『‥‥』
「なっ！」と仲間同士で楽しそうに話す東条達を冷めた目で見つめる西園。
牛久保「蘭もやらね？ぜってぇー楽しいから！(笑)」
駒井「うんうん(笑)」
東条「やろうぜ！蘭も」
再び西園に向かってそう言う東条達。
その東条達の後ろに立ち西園を見つめる明智を西園は一度見てから、東条達に視線を戻し『興味ないから』と一言いいその場を去って行く。
牛久保「ちぇ〜」
東条「やっぱ蘭は参加しないか〜」
駒井「でもさ西園ってやっぱ‥‥可愛い‥‥よなっ(照)」
一之森「まぁ(笑)」
牛久保「わかるわぁ〜学校で一番だと思うわ」
東条「‥‥」
そんな彼らの後ろで明智は西園の背中を見つめていた。
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年4月24日 20時
