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Nishizono.Side
東条「なんなんだよあいつの普通とか常識って。どう考えてもおかしいだろあいつ」
牛久保「なんか俺も見ててムカついたぁ!金って‥‥」
さっきからあの先生の愚痴しか言わないじゃんあの男子達。
嫌いなら気にしなければいいのに。
明智「まぁーいいでしょ。普通じゃないから校長に利用されてここに来たわけだし。」
駒井「あ。それどいうこと?」
明智「だからぁ、校長が実績上げるためになんとかシティってあんなヤバイおじさん連れて来たって事だろ?
で!俺らは校長の実験台にされてるわけ。」
堀江「蘭、このパン食べる?」
『ん。ありがと』
堀江「はい、あーん♡」
ももから貰ったパンを食べてると、黒板を一人で消す若林くんの姿が目に入った。
東条「はぁ?なにそれ、超ムカつくんだけど!」
川崎「うちらの親が学費払ってんのにそんなことに利用されてるの?」
明智「あいつの給料ってことだねぇ」
川崎「なにそれぇ」
今泉「ありえなくね?(笑)」
小田原「ありえないよ(笑)」
黒板を消していた若林くんは結構な大声で話す明智達を見た。
‥‥気になるのかな、明智の言ってること。
若林「‥‥っ!!」
あ、目が合った。
でも若林くんはすぐに私に背を向けて再び黒板の文字を消し始めた。
‥‥なんでいつもマスクしてるんだろう。
ま、興味ないけど。
東条「明智はムカついてないの?」
明智「まー俺は面白かったらいいんだけど。普通よりヤバイ方がいいし」
牛久保「俺めっちゃムカついてきたし。早く辞めてほしいんだけど」
明智「‥‥じゃあさ」
うわ‥‥眠くなって来た。
小松「え、蘭どこ行くの〜?」
『眠いから寝て来る』
堀江「えー」
太田「つまんないー」
もも達に手を振って教室を出た。
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作者名:ねむ | 作成日時:2019年4月24日 20時