俺のスカート、どこ行った？＃３ (ページ7)

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ずっと父親と目を合わせなかった明智が、父親の目を見た。

明智「蘭に会ったのかよ」

父「おう。会って来たぞ。午前中に。」

明智「誰が会っていいって言った‥‥？」

父「お前にそんな許可いるか‥‥？

だってもう、仲良くないんだろ？」

明智「‥‥」

さかのぼること、５時間程前＿＿

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いつも通り寝坊した西園。

欠伸をしながら家の門を出て、鍵を閉める。

？「久しぶりだね蘭ちゃん」

その時声を掛けてきたのが明智の父親だった。

『‥‥お久しぶりです』

明智父「会わないうちに綺麗なったな～。制服も似合ってる」

『‥‥それはどうも。それで？どうしたんですか』

明智父「おー、そうそう。学校って何時に終わるか教えてくれないか」

『知らないです。私帰りたいって思ったら帰る主義なんで』

明智父「そうかそうか(笑)」

一人笑う明智の父親を冷めた目で見つめる西園。

『ていうか、知らないんですか？』

明智父「なにが」

『私と秀一、もう昔みたいに仲良くないんですけど』

明智父「そうなのか？」

『はい。それじゃ、私これから学校に行くんで』

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父「お前もしかしてさ、俺から蘭ちゃんを守るために縁切ったのか？」

明智「‥‥」

父「‥‥お前さぁ」

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