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＿昼すぎ＿
今、登校して来た西園。
長井「あっ。西園さん！！」
『‥‥』
長井に見つかり、聞こえない程度に舌打ちをする西園。
長井「またこんな時間に来て。髪の毛もいい加減に((『はぁ』」
『めんどくさ』
長井「っ！西園さん！」
今日はいつも以上に機嫌が悪そうな西園。
職員室の前を通った時、原田と遭遇した。
原田「あら西園。今日も大遅刻ね」
『‥‥』
原田「あ、ちょっと待って！」
なにも反応せず通り過ぎようとした時、原田に呼び止められ「ちょっとここにいて」と言われ待つ西園。
原田「はいこれ。進路説明会のお知らせと授業参観について。ちゃんと親に渡しなさいよ？」
差し出されたプリントを受け取る西園。
「じゃ、頑張って」と去って行く原田。
『‥‥渡すわけないでしょ』ﾎﾞｿｯ
グシャとプリント丸め、近くのごみ箱に捨てた。
その瞬間を見ていた＿＿＿＿＿＿明智。
明智「‥‥」
――――――――――
―――――
――
学校が終わり、自宅に帰って来た明智。
階段を上がった時「よぉ！」と誰かが声を掛けてきた。
固まる明智の視線の先には、サングラスをかけた男が一人。
？「なに固まってんの？」
固まる明智に近づく男。
？「へぇー。お前“も”制服似合ってるじゃんか」
明智「‥‥何しに来たの」
？「話があるんだよ。学校終わるのずーっと待ってたんだぜ？」
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月26日 10時
