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そして、明智を連れた東条達はとある場所にやって来た。
そこはリングが置いてある室内。
しかも２年３組の生徒全員揃っていた。
田中「お前達なんでここに」
光岡「のぶおがここで授業するって」
すると突然明かりが消え、入場曲のようなそれっぽいＢＧＭが流れ始めた。
そして現れたのは、チェーンを持った原田と、そのチェーンの先に繋がれた明智の父親。
父「おい。なんなんだよコイツ。頭おかしんじゃねぇの！」
田中「あーーすいません。否定できない‥‥。」
明智「なにしてんの‥‥。」
父「こっちが聞きてぇよ」
明智と明智の父親がそんなやり取りをすると、キィィと入口の扉の開く音がした。
その場にいた全員、入口を見るとそこには西園が。
原田「よし、全員揃ったわね！
はい！じゃあ始めまーす！」
明智と目が合い、また西園が逸らす。
そして西園は入口近くの壁に寄りかかるように体を背中に預けた。
原田「この人は明智の父親です。
あんたさ、新しいお店をやりたいんだけどお金が足りないんでしょ？」
父「あぁ？あの女に聞いたのか！」
原田「新しいお店やりたいってことはやり直したいってことよね？
でもお金がないとやり直せない。
悪いループね。
そこで！息子がいることに気が付いて金をせびりに来た。
しかも息子の幼馴染はお金持ちの一人娘。その子からも金をせびろうとした。
高校生に金せびってどうすんのよ。
そんなこともわかんないの？大人のくせに」
そう言いながら父親の手首を拘束していた手錠を外す。
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作者名：ねむ
| 作成日時：2019年5月26日 10時
