# お迎え ページ4
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[ REN.N ]
今日は久々に大学に来た。
大学の友達の旅行した話とか聞いて、
ええなぁとか思ったり。
この大学に入学する為にめちゃめちゃ勉強した。
高校は違ったけど、わからない所は
Aに教えてもらったりした。
友1「 廉はこれから忙しくなるだろなぁ〜 」
「 なんやねんそれ(笑) 」
友2「 いやだって！人気スゲーじゃん！！ 」
「 まだまだやって 」
友1「 モテモテ野郎だな〜。見てみ？周りを。
女という女が廉を見てる！！ 」
「 興味ないから(笑) 」
そう、あくまで同じ大学の女子。
あの子が大学一の美人とか大学一のモテ女とか
正直興味ないしどうでもいい。
友1「 なんか車止まってる 」
友2「 え、なになに？誰？怖くね！？ 」
「 あ、もう来てたんや 」
友1･2「「 え？ 」」
「 じゃあな！ 」と一言友達に言って、
止まっている車に向かう。
ソッと運転席を覗くと、ドラマの台本を読んでいるA。
そう言えば今度の月9に出る事になったって喜んでたな。
『 ‥‥っ！？ 』
あ、気付いた(笑)
めっちゃビックリしてるやんけ(笑)
俺は車の前を通り、助手席の扉を開ける。
「 ビックリしすぎやん(笑) 」
『 いやそりゃビックリするでしょ‥‥
ってそうじゃなくてどれだけ待たせるんだよ。
迎え来てってLINEしてきてさ、
いざ迎え来てみれば全然来ないし 』
「 すんませーん 」
『 もう迎え来ませんけど？ 』
「 いやマジでゴメン。本当にすみませんでした。 」
『 よろしい 』
正直Aは俺らの中で一番忙しいと思う。
紫耀もドラマとか映画とかで忙しいけど、
Aは紫耀の倍だ。
ドラマに映画、最近はファッション雑誌にも出たりする。
しかも今日は久々のオフだったはず。
それでも俺の我儘を聞いてくれて迎えに来てくれた。
それがちょっと嬉しかったりする。
「 めっちゃ眠いわ〜寝ていい？ 」
『 私の方が眠いんですけど 』
「 おやすみ〜着いたら起こして 」
『 は‥‥？
ちょっと‥‥マジかよコイツ 』
「 この鉄パイプが 」とか聞こえたけど、
聞いてないフリしといてやるで？←
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作者名：ねむ
| 作成日時：2018年9月24日 21時
