・ ページ28
･
急に叫びながら抱き着いてきた岸くんを受け止める。
『 え、なに。怖い 』
岸「 よかった！！ 」
『 ‥‥‥？ 』
岸「 ずっと不安だったんだよ！
Aはもしかしたら元々いたトラジャで
デビューしたかったんじゃないかって‥‥ 」
『 ‥‥、 』
岸「 でも安心した。その言葉聞けて！ 」
『 ‥‥‥ふっ(笑)
岸くん涙目だし(笑) 』
岸「 う、うっせ！！ 」
でも最初は本当に嫌だったよ。
全然知らない人と、グループ組まされて。
トラジャのみんなだから心開いて
やってたのにって何回思った事か。
でも、岸くん達は私を受け入れてくれた。
何回も助けられたし、支えてくれた。
そんな人達と一緒にデビューできて
嬉しくないわけないよ。
廉「 ちょっ、優太〜？
うるさいで？廊下まで叫び声聞こえたで 」
岸「 え！？ 」
海人「 Aちゃーーん！！ 」
『 なに、！？ 』
廉「 おい海人！！ 」
え、なに、本当。
楽屋に入って来るなり、私に抱きついて来た海ちゃん。
しかも扉の所にみんな揃ってるし。
海人「 俺も大好きだよ！！ 」
神宮寺「 あっ 」
平野「 海人‥‥‥ 」
岩橋「 はぁ 」
もしかして全部聞いてた‥‥？
『 ‥‥(笑)
うん、海ちゃん私も大好きだよ〜 』
海人以外「「「「「 はぁあ！？ 」」」」」
海ちゃんの背中に手をまわしてぎゅっと抱きしめ返す。
ちょっと面白いからイタズラしよ。
海人「 本当？！ 」
『 本当だよ！ 』
廉「 ちょ、おいA！
俺らが大好きなんだろ？
海人だけじゃないだろ？ 」
『 え、なに。聞いてたの？ 』
廉「 えっ。あっ‥‥い、いや 」
『 盗み聞き？悪趣味〜 』
廉「 ちゃ、ちゃう！ 」
このあとずっと
「なぁA。たまたま聞こえたんやで？」
ってずっと言ってて、
引っ付き虫みたいにずっと離れなかったんだよ。
神宮寺「 完全に遊ばれてたよね廉 」
岩橋「 うん 」
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3748人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねむ
| 作成日時：2018年9月24日 21時
