Episode 2 ページ3
テスト終わったので再開します!いや〜、台風来る前でよかった!
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「こっち来るまでどうするの?」
マシューが可愛く首を傾げる。アルより長く色の薄いフワフワの金髪と眼鏡以外は彼と瓜二つだ。
「それなんだよ・・・居残りの申請してねぇし、かと言っていきなりそっち行くのもあれだろ?」
「そんなことないさ!アーサーが久しぶりに来てくれるんなら、マミーもダディーもいつだって大
歓迎してくれるよ!」
「人がいいからな、叔母さんは。そういや、さっき"こっち"っつってたけど、マシューもアルん家
行くのか?」
「うん。何なら、僕の家・・・はダメか・・・」
しゅん、とうなだれるマシューマジ天使!とこの時アーサーの心は滾った。
ウィリアムズ夫妻は大の魔法使い嫌いだ。だがマグルではない。二人とも劣等生だった結果、ひね
くれて魔法嫌いになっただけである。
「おらそこ!あと20分で列車出んぞ!」
変身術担当の新任教師、サディク・アドナンが呼びに来たのを機に三人は取り敢えずホームへ向か
った。
「___で、どうしたらいいか相談しに来たんだね?」
「そういうことだ。」
幸い、唯一"友"と公言出来るAのコンパートメントが空いていたので早速この話をした。因み
に、アーサーの正面に窓側からA、エリザベータ、ロディが座っている。そしてアーサー側
は、通路側でギルが百味ビーンズをボリボリ齧っている。
「あやべ、土味食ったかも。」
「どんな味なんです、土味って?私一回も当たったことないんですよ。」
「・・・・・・土の味だ。」
「そんなんじゃローデリヒさんに伝わらないでしょ。もっと詳しく言いなさいよ。」
「んなこと言われたって、これが初めてなんだよ!第一、土の味なんて"不味い"以外何もいえねぇ
っての!俺様土の味ソムリエじゃねぇし。」
「うん、あれ何とも言えない味してるよね・・・じゃりじゃりっていう感触が妙にリアルだし。」
「話逸らすなよお前等。で、何かいい案ないか?まぁ、聞いてやらんでもねぇぜ。」
その言い方を聞いて、フライパン(セラミック製)を出すエリザ。何処に隠してたんだよとか、そう
いうのは気にしたら負け。
「まぁまぁ。それじゃ、うちに来ない?お祖父ちゃんとカレー港まで迎えに行くよ?」
「いいか?なら、頼んでやってもいいぞ。」
と言った瞬間、エリザのフライパンが飛んできて大騒ぎになったのは言わずもがな。
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Freiheit@Ernst - お久しぶりです~第三弾楽しみにしてますね! (2014年8月17日 0時) (レス) id: 0dd1897602 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - レリゴー!さん» 最近ヘタリアグッズ少ないですよねー。もちピンズ買いに行こうと思ったらなかったんですよ…。 (2014年8月9日 19時) (携帯から) (レス) id: 40a6f8a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
レリゴー! - 大好きだなんて、そんな・・・恐れ入ります、すみません///最近、アニメイト行ってもヘタリアグッズ少なくて悲しい(涙)なので、ここで発散してるのですが、ぶっちゃけ誰得なんだろこれって思ってました(笑)なのでとても嬉しいです! (2014年8月9日 17時) (レス) id: 9c6a128fd2 (このIDを非表示/違反報告)
カオリ(プロフ) - はじめまして!カオリと言います。この作品大好きです!ハリポタもヘタリアってもう私得過ぎます!更新頑張って下さいね! (2014年8月7日 15時) (携帯から) (レス) id: 40a6f8a3a7 (このIDを非表示/違反報告)
Freiheit - ギルくんだけでも(○_○)!!て感じなのにイヴァンさんも…だと!?あなたは私の脳をどうする気ですか!?どんどん出してください!!! (2014年7月30日 16時) (レス) id: 0dd1897602 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レリゴー! | 作成日時:2014年6月20日 17時