。◯57話*。◯ ページ27
.
出来上がったグラタンを机に並べて
2人でいただきますっと両手を合わせる。
グラタンなんて久しぶりに作ったから
ちゃんとできてるか不安だったんだけど…
翔「うまっ!マジうまい!」
A「(よかった…)」ホッ
さすがクックポッド様。偉大。
レシピ通りに作れば間違いない。いつもお世話になってます。
目をまん丸にして美味しそうに食べてくれてる翔さんを見て
安心して自分も口にする。
翔「やっぱ手作りはコンビニ食とかとは違っていいな。温かみがある」
A「簡単なものでも作らないんですか?」
翔「いや…料理ほんとダメなのよ、俺。まず具材きれないから、ちぎろうとするし」
A「…(笑)」
翔さんの苦手なものが知れて嬉しい。
なんて言ったら、翔さん怒るかな。
今回もあっという間に平らげて下さって
2人分の洗い物を済ませ、リビングに座っている翔さんの側に腰を下ろす。
テレビを見ながら、ゆっくりと時間が過ぎていって
ふいに翔さんが口を開いた。
翔「なんもおもてなしせずにごめんね?つまんないよね?」
A「大丈夫です、ゆっくりするの好きなので。でも、意外です」
翔「何が?」
A「翔さん、アクティブなイメージが強かったので」
翔「あー」
以前一緒にご飯してた時に
旅行が好きだって話してたから、そのイメージがあって。
そんな事を言ったら
確かに珍しいなって翔さんが口を開く。
翔「実はね、来週から仕事立て込んでてさ。忙しくなるんだよね」
A「大変ですね…」
翔「いつもの事なんだけど。その前に一回ゆっくり休んどきたくて」
A「なるほど」
そんな日に、お邪魔してしまってよかったのだろうか…
今更きてしまったことに後悔してると
翔さんが私の心を察したのか、ハハッと笑った。
翔「ちなみに、暫くご飯行けないAさんを充電しとくのも兼ねてます」
A「え?」
翔「いや、違うな。どっちかっつーと、こっちがメインか」
サラリッと涼しい顔をしていう翔さん。
充電とは…どういう意図でしょうか。
そんな深い意味は無いんだろうけど
翔「ということで。これから仕事頑張れるように、俺を癒して下さい」
A「…肩もみとかですか?」
翔「…うん。まぁ、そうなるか」
1093人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
爽歌。(プロフ) - 菜美恵さん» こんにちは!菜美恵さんいつもありがとうございます(*^_^*)誰だって恋愛で傷つきたくないですよね…(ノД`)ありがとうございます!いってらっしゃい☆ (2017年9月8日 10時) (レス) id: 89386c8c46 (このIDを非表示/違反報告)
菜美恵(プロフ) - こんにちは。言えない気持ち、分かる気がするなと思っています。傷つきたくないのかなあと。次の章も楽しみにしています。最初から、読み直してきます! (2017年9月7日 15時) (レス) id: a657482879 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - 菜美恵さん» こんばんは(*^^*)嬉しいお言葉、ありがとうございます…!!もどかしさ、これからも出せていけたらいいなぁ…頑張りますね∠( ˙-˙ )/! (2017年9月6日 23時) (レス) id: 89386c8c46 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - 美咲さん» 美咲さん初めまして!一気読み…っ!!嬉しいですっ!!( ;∀;)ほのぼの目指してるので、とても嬉しいです!更新頑張りますね(*^^*) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 89386c8c46 (このIDを非表示/違反報告)
爽歌。(プロフ) - keiさん» こんばんは!いつもありがとうございますヽ(;▽;)ノ早く付き合っちまえよ!とツッコミを入れたくなりますよねぇ(^ν^)ムフフ…焦ったいのはまだまだ続きますので、覚悟して下さい(笑) (2017年9月6日 23時) (レス) id: 89386c8c46 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:爽歌。 | 作成日時:2017年8月22日 8時