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9. ページ8
顕「A！やばいやばい！起きて！」
「っうぅ...。何...？」
顕「次、終点...。」
．．．はぁ！？
「ええぇぇぇぇぇ！嘘...！？」
どうしよう。私とした事が...。
.
.
.
駅員さんのお世話になり、戻る電車に乗れたものの、1時間ほど寝ていたから、辺りは真っ暗になってしまっていた。
顕「もう、だいぶ暗くなっちゃったから、俺、家まで送るよ。」
「そんな！悪いよ。1人で大丈夫だから！」
顕「ううん。送る。Aのお母さんに謝らなきゃ。遅くなった事。」
送ると言って聞かない顕嵐くん。
気持ちは有難いけれど、親は２人共いないから。
私の事心配してくれる人なんていないから。
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作者名：涼樹 | 作成日時：2017年6月25日 21時
