今日:25 hit、昨日:3 hit、合計:36,416 hit
小｜中｜大
１−１ さとしとご主人 ページ6
[さとしside]
J「ちょっとさーとーしー？
ねてないでおきてよー！」
ふわぁ‥。
ごめんごめん。
だって、いごこち いーんだもん‥。
あれ、ご主人、きょうは
あんまり長く ぴあの ひかないなぁ。
「あっ‥、降ってきた。ごめん、
さとし、にの。雨戸閉めてくるから、
待っててね」
あめか‥。
ご主人、はやく もどってこないかな。
に「りーだー」
『んにゃ？なに？』
に「ちょっとさむいから、よこ しつれい」
どうぞー、って いいながら
少しよこ あけてあげる。
ここはおいらの見つけた
１ばんあったかい
ひなたぼっこのところ。
あめの日の、よくある風景。
ガラガラ‥バタン！
「ごめんねー、おまたせ！
さ、弾き直そう！」
きょうは かみなり ないみたいだ。
「あ、大宮さんだ！写真とるから、
ふたりとも動かないでよ〜？」
うん、これもいつもどおり。
ご主人は、"あらし"という
ひとたちが すきなんだって。
おいらは てんきの あらしはだめ、
でも、 あめだけなら、へいきだよ。
ついでにいうと、ご主人のすきな
"あらし"は、ご主人を笑顔に
してくれるからおいらもすき！
「うん！ふたりとも、ありがとう！」
どういたしまして。のかわりに
ふたりで
『ニャーン』「クーン」と
ないておく。
それきくとご主人、
嬉しそうに笑ってた。
「相変わらず息ピッタリだね〜」
って。(笑)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2018年2月19日 11時
