今日:21 hit、昨日:3 hit、合計:36,412 hit
小｜中｜大
５−２ ご主人、かまって！ さとし ページ30
[さとしside]
ひる。
きのう、しょうくんが いってたとおり、
ご主人はつらそう。
「うう〜ん‥」
『しょうくん？』
し「きのう、より ぐあいわるそう」
『まじか‥』
きょうは あさごはん ちょーっとだけ
たべれてたけど、
ふだんよりも ふらふら してる。
ひとに なれたら
ご主人に いろいろして
あげられるんだけどね。
まだ、そんなこと むりかなぁ‥。
し「さとしくん、ゆたんぽ なって」
ゆたんぽ？
くびを かしげると、
し「おなか いたい みたいだから」
ああ、そうなんだね。
『ニャ〜〜』
ご主人ー？
『ニャ、ニャ』
おいら、おなか おじゃま するよ〜。
「んん？‥さとしかい？」
そうですよ〜。
「ん、ふふ‥。なんでお腹痛いの
分かってるの？」
し「ニャン」
しょうくんが なくと、
「しょう、さとしに教えてあげたのかな‥？
ありがとうね」
そして、ご主人は すこし ながい
おひるねを して、
ご主人が おきても おいらが
うごかなかったから
みみの ちかくで こっそり、
「こんど、おいしい魚さばいてあげるね」
って いってくれた！
みんなには ないしょの おさかなだよ？(笑)
５−３ ご主人、かまって！ にの→←５−１ ご主人、かまって！ しょう
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 39人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2018年2月19日 11時
