ふわふわ ページ31
[嵐・智side]
「‥のさん、大野さん！」
誰かの声が聞こえた気がして、
目を開ける。
『ま、ぶし‥』
気がつくと、畳の上で倒れていた。
えーっと、何があったんだっけか？
音楽番組出てて、終わって着替えようとしたら
毛玉みたいなのが降ってきて‥
に「で、気づいたらここにいた、と」
『けだま‥しゃべってる‥』
に「バカ者め。ああ、でもこやつは妖力がある
やつではなかったな？」
夏「先生、普通の猫の振りしててくれよ‥」
『あっ、ちっこい毛玉は！？』
慌てて体を起こしてみると、
まだ衣装にくっついているのがすぐわかった。
だって、色変えて光ってんだもん。
『いた‥』
ちょっとほっとして笑ったら、
夏目くんが、ん？って顔をしてる。
夏「さっきとったやつかも‥」
『え？さっき？これは‥なんだっけ？(笑)』
俺がわかんなきゃ誰も知らないか(笑)
夏目くんが俺に、星を見にいったときの話を
してくれた。
『おんなじなのかは分かんないけどさ。
きれいだな、こいつ』
夏「そうですね」
に「こやつらのせいで星がみえにくく
なっていても、か？」
夏目くんの飼い猫が、
『えっ？しゃべった？！』
に「なにっ？」
猫が慌てて夏目くんに寄っていく。
( に「おい、なつめ！こやつはみえない
はずだろう？」
夏「俺だってわかんないよ！」)
何かにゃんにゃんいったあと、
に「聴こえてるなら早い。まず‥」
なんだか迫力を感じる。
に「私のことはにゃんこ先生と呼ぶのだ！」
‥。
『なんだよ、そんなことか〜。
分かったよ、にゃんこ先生』
なんだったんだろう、今の(笑)。
で、またにゃんにゃん言ってるのは
ほっといて、
『こっちの世界でも、同じことが
おきてるんだ。
まあ、なんでかは分かんないから
宇宙のゴミのせい、ってなってる』
夏「どうやら、妖怪のせいみたいですね」
『どうしたらいいかな』
夏「もう一回、」
『ん？』
夏「もう一回、星を見にいって、
こいつに伝えてもらうようにお願い
してみるのは？」
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嵐夏トロイメライ(プロフ) - 妖狐ゆっちー☆さん» ありがとうございます！続きも頑張りますね！ (2017年8月18日 13時) (
レス) id: 9436848ccf (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 移行ｵﾒﾃﾞﾄｳ(＾▽＾)ｺﾞｻﾞｲﾏｰｽ☆続き､楽しみにしています (2017年8月18日 11時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2017年8月18日 9時
