名付け ページ2
[嵐・和side]
智「にのー、ひよこのメシー」
『あー、ごめんね大野さん』
智「いいよ、いいよ」
楽屋に連れてきて早速、大野さんにバレた。
─回想
ガチャ。
智「おー、にの。おはよう」
『おはようございます、大野さん』
智「にの？その箱なに？」
『え、ああ、なんでもないですよ、
気にしないで下さい』
まだひよこが眠っているようなので安心し、
メイクから戻ると
智「お、おい！待てってば！」
急いでドアを開けると
『やられた‥』
器用に大野さんの手から逃れ、跳ね回りながら
逃げるひよこ。
ドアが開いたのに驚いたのかこちらを見ると、
急いでかけよってきてジャーンプ！
『え、うわっ』
ぽすっ、と音がなり
おそるおそる目を開くと、
手のなかでひよこがおれにすり寄っており、
そして、盛大に「ぐうぅ〜」と
腹の音を鳴らしたのだった(笑)─
そして。
『おーい、メシ食べるか？ひよこよ』
何度か「ひよこ」と呼ぶが一向に
寄ってこない。
智「ねぇ、名前ないの？」
『あー、つけてないですね。昨日来たばっか
ですし。え、そのせい？(笑)
キミ、メスなの？』
ぶんぶんと勢いよく首をふる。
『オス？』
うんうんとうなずく。
智「メス？」ぶんぶん。
『オス？』うんうん。
‥しばらく遊んでいると怒ったのか
俺の手を思いっきりつついてきた(笑)
そうこうしているうちに、
スタッフ「大野さーん、二宮さーん
準備お願いします！」
『「はーい！」』
箱の中にひよこを戻し、
『大人しくしてろよ、‥プーレ！』
プーレの顔が嬉しそうになり、
うんうんと何回もうなずいた。
収録終わり。
すぐ近くのコンビニで下ろしてもらい、
メロンパンなどを買う。
『プーレは‥』
大野さんの持ってきてくれたメシがあるから、
それでいっか。
外に出ると夏なのに急に冷たい風が
吹き抜けた。
『うぅ、さっむ』
もう一度風が吹き抜けると、強い寒気に
襲われる。
プーレもなのか、ポケットでじたばた
暴れだす。
『(ヤバい‥)わかった、わかったよ、
早く帰ろう』
マンションのエントランスに入るとプーレは
大人しくなった。
『急な風だったね、プーレは大丈夫？』
顔をのぞかせ「ピヨッ！」と大きく鳴く。
その姿に安心してエレベーターに乗り、
部屋へ帰った。
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嵐夏トロイメライ(プロフ) - 妖狐ゆっちー☆さん» ありがとうございます！続きも頑張りますね！ (2017年8月18日 13時) (
レス) id: 9436848ccf (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 移行ｵﾒﾃﾞﾄｳ(＾▽＾)ｺﾞｻﾞｲﾏｰｽ☆続き､楽しみにしています (2017年8月18日 11時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2017年8月18日 9時
