最期の花火☆ ページ46
[夏目side]
二人が寝付くと、ニャンコ先生と名取さんと
あの洞窟へ戻った。
満月が輝き、雲ひとつない夜空だ。
『ダルヒィフス、いますか？』
ダ《おお。夏目殿。ちょうど花火を打ち上げる
ところですぞ》
そういい、手を振り上げると空へ花火が
打ち上がる。
花火を見ながらポツポツ話し出す。
ダ《二組めですな。幸せにしてやれなかった。
わしの時と同じ。
本当は消えてしまおうかと思っていたが‥。
こうなってほしくないと
思い直してまた始めたのです》
『いや、きっとふたりは笑っています。
穏やかな顔で向こうの世界へ行きましたよ』
花火が華やかに打ち上がっていく。
ダ《わしも、どうやらそうなるようです。
力を使い果たしてしまった》
露神のように消え始めるダルヒィフス。
《願わくば、花火を見た者に幸せが訪れて
ほしい。さらば、夏目殿》
完全にダルヒィフスが消えると
名「お疲れ様、夏目、ありがとう」
１度だけ空を見上げて深呼吸し、
名「誰も祓わなくてすんで良かった。夏目の
おかげだね。‥送るよ」
『大丈夫です、ニャンコ先生がいるし』
と言い、夜道を帰った。
家に帰ると、大野さんと相葉さんはまだ、
眠っていた。が、だんだんと光り始め、
跡形もなくふたりは帰っていった。
寝言で「夏目くん‥ありがとう」
と言い残して。
第４話 〜あやかし花火〜 おしまい
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妖狐ゆっちー☆ - やっぱり､詳しい話は思いつかなかったので､嵐夏トロイメライさんにお任せします(*^^*)1000hit越え､おめでとうございます☆(*^o^*) (2017年8月8日 19時) (
レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あぁ.....φ(･∀･*)なるほどぉ.…話については､親は妖力が少しあるニノ､どんな話かは…まだ考えられませんかね(^_^;)思いついたら書いてみます(ｏ￣∇￣ｏ)♪ (2017年8月4日 20時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
嵐夏トロイメライ(プロフ) - 妖狐ゆっちー☆さん» 早く出したかったんですけど、いきなりだしてもあれかなぁと思ってちょっと待ってもらってました(笑) あの、嵐が親になる話、誰が良いとかありますか？というか、どんな話が良いかとか教えていただけたら嬉しいです (2017年8月2日 19時) (レス) id: 9436848ccf (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 遂に名取さん登場ですかねッ！☆楽しみです〜☆(*≧∀≦) (2017年7月30日 19時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あっ！( ･∀･)b ＯＫです☆ (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2017年4月21日 22時
