悪霊と花火師探し ページ41
[夏目side]
ヒノエ「いや失礼した。」
そういって、煙をゆくらす。
『悪い、ヒノエ‥』
ヒ「いいさ。悪いやつじゃないようだ。石は
めざめの光じゃないか」
『めざめの光‥？なんだ？』
ヒ「死者に会えると言われている石だ。どこに
あるか分からず、本来は神聖な石だが悪霊に
とり憑かれソイツにやられて生気を
奪われてたんだろう」
といって相葉さんを顎で指した。
今は穏やかに寝られているようだ。
『どうしたらいい？』
ヒ「とり憑いている本体の浄化さ。」
そのとき。
《見つけた‥見つけたぞ！》
黒い煙が窓から入り、とっさに目を覆う。
次に目を開けると石は取られてしまっていた。
ヒ「本体だね‥探す手間が省けたよ」
『ちょっと追いかけてくる！』
智「おいらもいくよ！」
くるっとヒノエの方を見ると、
智「相葉ちゃんをお願いします。
‥なにかしたら、許さないからね？」
一瞬だけ、笑顔を引っ込めて真剣な顔。
ヒ「そっちこそ夏目に怪我させたら祟るぞ」
ふにゃんと笑う大野さん。
智「夏目くん、案内お願いできる？」
ふたりは七ツ森へ向かった悪霊を追いかけた。
結構走ったのになかなか追い付けない。
『大野さん、あそこに妖怪が』
智「あ、夏目くん！危ない！前！」
『えっ、わっ！』
ドン！誰かとぶつかった。
『いてて‥』
？「大丈夫ですか？って、夏目！」
『え？あ！名取さん。すみません‥。』
名取さんは、妖怪の祓い屋をやっている人だ。
名「どうしたんだい、そんなに走ってきて？
それに、後ろの方は？」
『あ、大野、智、さんです。
あそこに、いた、妖怪を、追ってて‥』
名「君もあの妖怪を追ってるのかい？大丈夫、
今、式達が追ってる。まさかこうなるとは‥」
少し考え込んでいる名取さん。
名「夏目。まず、深呼吸して落ち着くんだ。
大野さん？も一緒に」
智「『すうーーー、はあーーー』」
二「落ち着いたか？夏目」
『わっ、先生！』
二「ヒノエから話は聞いたぞ。全く‥」
名「詳しく聞かせてくれないか？同じ妖怪を
追ってることも気になるし」
先生が話してくれてる間俺はだんだん頭痛が
ひどくなり花火の残像がチカチカしてきた。
『うっ‥まただ‥』
智「夏目くん？どうしたの？」
そして、体が引っ張られていく。
名「夏目！？」
大野さんに肩を支えられ、勝手に進む体。
やっと止まった所は、小さな洞窟の入り口
だった。
《あけてください‥作らなければ‥》
微かな声がした。
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妖狐ゆっちー☆ - やっぱり､詳しい話は思いつかなかったので､嵐夏トロイメライさんにお任せします(*^^*)1000hit越え､おめでとうございます☆(*^o^*) (2017年8月8日 19時) (
レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あぁ.....φ(･∀･*)なるほどぉ.…話については､親は妖力が少しあるニノ､どんな話かは…まだ考えられませんかね(^_^;)思いついたら書いてみます(ｏ￣∇￣ｏ)♪ (2017年8月4日 20時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
嵐夏トロイメライ(プロフ) - 妖狐ゆっちー☆さん» 早く出したかったんですけど、いきなりだしてもあれかなぁと思ってちょっと待ってもらってました(笑) あの、嵐が親になる話、誰が良いとかありますか？というか、どんな話が良いかとか教えていただけたら嬉しいです (2017年8月2日 19時) (レス) id: 9436848ccf (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 遂に名取さん登場ですかねッ！☆楽しみです〜☆(*≧∀≦) (2017年7月30日 19時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あっ！( ･∀･)b ＯＫです☆ (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2017年4月21日 22時
