本物は？ ☆ ページ22
[夏目side]
次の日。夏目は天気が良かったので窓を全開にし、旅立つ二人に名を返そうとしていた。
《我を護りし者よ、その名を示せ》
出てきた紙をくわえ、両の手を打ち鳴らす。
ふっ‥と息をはくと、名前が２匹の額に
向かってとんでゆく。
‥はずが、
いつ入ってきたのか、１匹の蝶に
サナレの名前は吸い込まれていく。
全員「！？」
スワグ《やっぱりな‥》
偽サナレ《ちっ。ばれた。じゃあな！》
追いかける前に逃げられてしまったが、
スワグ《サナレ！》
サナレ《はい、兄様！》
本当のサナレがそう叫ぶと、偽物の周りが鏡で囲まれる。
偽サナレ《ハッ、こんなものなど壊してくれるわ！》
スワグ《通しませ、通しませ》
サナレ《ここを通るは邪なもの》
スワグ・サナレ《光宿し浄化せよ》
２匹が唱え終わると鏡で囲まれた妖怪の
《まぶしい‥まぶしい！
あつい、あついーー！》
という声が残り、跡形もなく消え去った。
その後。
夏「スワグ、名を返したとき、やっぱりなって言ったよな？あれはどういう意味？」
スワグ《違和感はあったけど俺も途中まで
気づかなくてよ‥
でも、サナレは俺のことを呼び捨てにはしねぇから、な！》
サナレ《ええ、もちろんですとも。兄様》
スワグ《あと、話に割り込まない》
〜夏「スワグも嫌なのか？」
スワグ《いや、俺は‥》
サナレ《嫌ですよね、スー。あなたが言い出したんですし》〜
ニ「なるほどなぁ。そこに惚れたのか？」
スワグ《なっ！違うと言ってるだろーが！》
サナレ《に、兄様‥？》
頬を染め、うつむくサナレ。
禁断でも、２匹は想い合っているようだ。
夏・ニ・和・雅「ふたりとも、お幸せに！」
わちゃわちゃしながら見送り、最後にお礼としてサナレが桜を見頃にしたという。
せっかくなので夏目達４人は桜を見に行った。
もちろん、ニ「夏目！団子買え！」
というのを忘れずに(笑)
第2話〜双子の神様〜 おしまい
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妖狐ゆっちー☆ - やっぱり､詳しい話は思いつかなかったので､嵐夏トロイメライさんにお任せします(*^^*)1000hit越え､おめでとうございます☆(*^o^*) (2017年8月8日 19時) (
レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あぁ.....φ(･∀･*)なるほどぉ.…話については､親は妖力が少しあるニノ､どんな話かは…まだ考えられませんかね(^_^;)思いついたら書いてみます(ｏ￣∇￣ｏ)♪ (2017年8月4日 20時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
嵐夏トロイメライ(プロフ) - 妖狐ゆっちー☆さん» 早く出したかったんですけど、いきなりだしてもあれかなぁと思ってちょっと待ってもらってました(笑) あの、嵐が親になる話、誰が良いとかありますか？というか、どんな話が良いかとか教えていただけたら嬉しいです (2017年8月2日 19時) (レス) id: 9436848ccf (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 遂に名取さん登場ですかねッ！☆楽しみです〜☆(*≧∀≦) (2017年7月30日 19時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
妖狐ゆっちー☆ - 嵐夏トロイメライさん» あっ！( ･∀･)b ＯＫです☆ (2017年7月26日 21時) (レス) id: 9dded9e32a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嵐夏トロイメライ | 作成日時：2017年4月21日 22時
