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ラウールさんと佐久間さんが出ていったあと長い沈黙が楽屋の空気を重くしていった。
そんな中､口を開いたのは
「あのさっ！」
亮平だった。
ab「俺ずっとAのことが忘れられなかった。」
「俺から別れといてなんだって思うかもしれないけど、」
そう。別れを切り出してきたのは亮平だった。
「俺､あん時さ仕事ができない自分にイライラしてAにイライラをぶつけて、ほんとごめん。」
「Aと別れてからどんどん仕事に集中出来なくなって､Aがどれだけ俺の支えなのか分かった。」
「自分勝手な俺を許してください。」
「そして、俺ともう一度付き合ってくれませんか？」
You「はいっ．．．」
「A今度こそ絶対に離さない。」
私が純白のドレスに身を包み嬉し涙を流すのはもう少しあとのお話。
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作者名：ぴのみー | 作成日時：2020年4月12日 21時
