幸せ

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亜嵐side









まみちゃんから連絡来てるなんて思わなくて、こんなチャンス逃したくないし、みんなには悪いけど電話を優先した








亜嵐『もしもし？ごめんね、今旅行来ててお風呂入ってた』


まみ『あ、すみません。旅行中に。後でも大丈夫ですよ？』


亜嵐『今、ちょっとなら時間あるから平気！』







内容は別になんでもないことで、ちょっと声聞きたかったって、小悪魔かよ。





なんか脈アリそうだし、春休み中デート誘ったらOKもらえたし、早くAに相談しなきゃ。









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直美も彼氏と電話してたみたいで、とりあえずレストランみたいなところで集合することに。







亜嵐「え、何そのでかいポッキー！！」


A「涼太くんがとってくれた」


直美「いいなー、涼太くん私にもとって〜」


涼太「直美ちゃんは彼氏にとってもらって(笑)」


直美「ちぇっ、涼太のケチ」




なんかA、すげーニコニコしてる。
俺だってこれぐらいとってやんのに。




亜嵐「じゃあ直美には俺がとってやるよ！」


A「え、亜嵐とれるの？(笑)」


涼太「亜嵐くん、センスなさそー」


亜嵐「うるせー！」


直美「亜嵐にとってもらうなら彼氏にとってもらうわ」


亜嵐「おい！」


A「どんまい(笑)」








なんだよ、みんなしていじりやがって！







なんでポッキーなんかとってあげたんだろう


…涼太ってAのこと、どう思ってんのかな。









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