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亜嵐side









高校1年のとき、
隣のクラスだったAに一目惚れした。



自分で言うのもなんだけど、俺まぁまぁモテたし話しかければすぐ付き合えるって思ってた。





けどAにはすでに彼氏がいて、その彼氏が三股掛けてるって知って、そいつ脅して無理矢理別れるように仕向けたりして……



最初からめっちゃ本気だった。



何となくいつも悲しげな顔してるAの笑顔が見たくて頑張ってたんだ





でも本当にあいつ鈍感で、全然俺のこと男として見てくれなかった





それでもしつこく話しかけたりして、周りの女子に嫌味言われても全然俺のこと避けたりしなかった。




『すごいね、白濱くんってモテモテなんだね』


なんて言って苦笑いしてた






そばにいるうちに、Aの隣がただ単に居心地よくて、好きって言えないまま、いつの間にか親友になってた



好きって言葉以外なら、何でも言えるくらい






でもあんまり友達って意識は今はない

周りには親友って言ってるけどそんな簡単な関係じゃない



Aのこと好きなやつがいたら申し訳ないけど、好きとかそんな軽いもんじゃないってゆーか

うまく説明できないけど、家族よりももっと上ってゆーか、唯一無二ってゆーか……









涼太「なんで伝えなかったの?」


亜嵐「……失いたくなかった。友達でいれば別れることもないし、ずっとそばにいれんじゃんって思って、振られて傷付くのが怖くて。…かっこわりぃよな(笑)」


涼太「うん、かっこ悪いね(笑)」


亜嵐「ちょっとは否定しろよ!(笑)まぁ、今は本当に親友としか思ってないよ」


涼太「Aちゃんに彼氏できたらどうすんの?」


亜嵐「一回は俺に紹介してもらう。で、どんなやつかちゃんと見極めて、良さそうなやつだったら応援する」


涼太「父ちゃんかよ(笑)」






たしかに今はお父さんみたいな気持ちかも。

Aのことが大事で大事でしかたない



友達になってからも何人か彼女作ったし、ちゃんとA以外を好きになったこともある

Aもいつも応援してくれる。




今は恋とかそういうんじゃないんだと思う。





Aに甘えすぎてるなって思うときもあるけど、優しいからつい、甘えてしまう







この時の俺は、まだ子供過ぎて自分の本当の気持ちに気づけなかった。

…気づきたくなかった。









.

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設定タグ:白濱亜嵐 , 片寄涼太 , GENERATIONS   
作品ジャンル:恋愛
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さっちー(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます!そうなんですっあの曲をイメージして書いてます!(笑)曲通りだと辛すぎるので結末はどうしようか考え中ですが、続きを楽しみにしていただけたらと思います! (2018年3月24日 10時) (レス) id: 73b95445c5 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - タイトルの幸せって、バックナンバーの幸せって曲のことだったんですね!!!今回更新のやつで歌詞と被っててようやく気がつきました!!!素敵です! (2018年3月24日 4時) (レス) id: 7b9f94ebbf (このIDを非表示/違反報告)
さっちー(プロフ) - えりなさん» えりなさん、ありがとうございます!とても励みになりますっ頑張りますのでこれからもよろしくお願いします! (2018年3月23日 16時) (レス) id: 73b95445c5 (このIDを非表示/違反報告)
えりな(プロフ) - 続きが気になります次の投稿楽しみにしています頑張ってください応援しています (2018年3月23日 13時) (レス) id: 7f525f8379 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さっちー | 作成日時:2018年3月16日 20時

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